【ワシントン=三井誠】米保健福祉省の作業部会は11日、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)による乳がん検診について、50〜74歳の女性が2年に1度受診することを改めて推奨する指針を発表した。

 同部会は2009年の指針改定時に受診推奨年齢を40歳から50歳に上げ、今回もその考え方を引き継いだ。40歳代ではマンモグラフィーで乳がんを見つけられる恩恵よりも、過剰な検査による負担の方が大きいとの研究成果に基づいたという。ただ、家族に乳がん患者がいる場合などは、早期の受診について医師に相談することを勧めた。

 昨年10月に公表された米非営利団体「米国がん協会」の指針は、45歳から毎年、55歳以降は2年に1度、受診するべきだとした。

日本は「40歳以上」 国内では厚生労働省の指針が、マンモグラフィーなどによる乳がん検診を40歳以上で2年に1度受けることが望ましいとしている。同省は3月末までにがん検診の指針を改定する予定だが、乳がんの検診開始年齢の見直しは議論していない。

 同省は「検診年齢などは国ごとに決めるため、米国の指針を受け、日本でも、すぐに見直すというのは考えにくい」と話している。



引用元:
乳がんマンモグラフィー、米「50歳から」方針を継続 ( 読売新聞)