毎年1月1日、厚生労働省が前年の人口動態統計年間推計を公表します。今回はこの統計から出生数について考えてみましょう。
年間推計によると、2015年の出生数は100万8000人となりました。この値は昨年発表され2014年の推計出生数100万1000人より7000人多く、2014年の確定出生数100万3539人より約4000人増加することになります。9月に確定値が公表され、多少の変動はあるはずですが、出生数が2014年より増えることは間違いないでしょう。昨年のいまごろは、2015年はついに100万人を割るのではと思っていたので、少しは安心しました。
報道によると、厚労省の担当者は出生数増加の要因として、「景気の回復傾向で収入が安定したり、共働き世帯で保育所に子どもを預けられそうだという期待感が高まったりしたことが考えられる」と分析しているそうです。
ただ、増えたとは言っても、近年40年間を大局的に見ると、多少の変動はあるものの減少傾向にあることには変わりありません(図)。
引用元:
出生数の増加傾向を確かなものに(朝日新聞)