カロリーが高そうなナッツ類は「あまり食べない方がよい」と思っていませんか? ですが実はナッツはコレステロール値を下げ、他にもある病気のリスクを下げるという事実があり、むしろ毎日食べた方が良いものかもしれないのです。
そこで今回は、ヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者がナッツが身体に良い理由と、おすすめの摂取法をお伝えします。
■ナッツは「心血管疾患」のリスクを低下させる
米国スタンフォード大学の研究によると、堅果(アーモンド、ブラジルナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツ、ペカン、パインナッツ、ピスタチオ、クルミ)の摂取は、血液中の総コレステロール値、トリグリセリド値、LDL-コレステロール値とその主要アポリポたんぱく質ApoBを低下させる効果がみられたそうです。
そしてまた、心血管疾患のリスクを低下させることも判っています。
心血管疾患は癌と同様に、症状が無いまま病状が進行し、症状が現れたときは重症となっており、時には死に至る危険性の高い、いわゆる“サイレントキラー”です。心血管疾患から心臓発作、脳卒中、足の切断および死亡に至る場合があるので、誰しも気を付けていきたいものです。
■アーモンドの嬉しい作用と「アーモンドミルク」の作り方
アーユルヴェーダでもナッツは5,000年前から“サットヴァ食”(純粋な質をもつ食物で心身のエネルギーの質を高めるもの)として扱われていて、毎日食べるべきものとされています。
中でもアーモンドは細胞を若返らせてくれるという、女性にはとても嬉しい作用をもつ特性があります。
そこで今回はアーユルヴェーダではとても身体に良いと愛されている、最近スーパーなどでも手に入るようになった話題の“アーモンドミルク”の作り方をご紹介します。
【材料】
・生アーモンド・・・5〜7粒
・牛乳・・・200ml
・カルダモンパウダー、蜂蜜・・・お好みで
(1)生アーモンドを一晩水につけておきます
(2)翌朝アーモンドの皮をむき、それをミキサーでペースト状にします
(3)鍋にペーストにしたアーモンド、牛乳、お好みでカルダモンパウダーを入れて温めます
(4)鍋からカップに移し、蜂蜜を入れる場合はアーモンドミルクがぬるい位の温度になってから入れるようにしましょう。
これを朝食にすると1日エネルギーに満ち溢れた状態で生活ができるでしょう。
いかがでしたか?
ナッツが身体に良いとは知っていた筆者も心血管疾患のリスクが減るという新事実を聞いてさらに意識して取り入れたいと思いました。ナッツは歯ごたえがありますので、お菓子代わりに食べると満腹感や満足感が得られることで間食や夕食の食べ過ぎも防げるかと思います。
お子さんのおやつとしても、ご紹介したアーモンドミルクをぜひ作ってみてくださいね!
引用元:
毎日食べたほうが良い!? 「ナッツ」が心血管疾患のリスクを減らすという新事実!(It Mama)