昨年12月、弁護士の大渕愛子さんが“子宮頚(けい)部高度異形成”と診断され、手術を受けることが明らかになりました。この病は“子宮頸(けい)がん”に発展する可能性のある、前がん病変です。
初期の子宮頸がんはほとんど症状が出ないのが特徴ですが、進行するとどのような症状が出るかご存じでしょうか?
そこで今回は、こころとからだの元氣プラザの診療部長・小田瑞恵先生の著書『子宮頚がん 検査から治療の選択まで』や『WooRis』の過去記事などを参考に、女性なら知っておきたい“子宮頸がん”の症状と、早期発見するための対策をご紹介します。
■気づいた時には進行! “子宮頸がん”の症状
初期ではほとんど症状があらわれない子宮頸がん。「あれ、なんだかおかしい?」と身体の異変に気づく時には、がんが進行しているケースが少なくないようです。
では実際に、子宮頸がんが進行していた場合、どのような症状があらわれるのでしょうか? チェックしてみましょう。
(1)性交時に出血
(2)“茶褐色や黒褐色”のおりものの増加
(3)“水っぽいor粘り気”のあるおりものの増加
(4)臭いが強いおりものが出る
(5)月経時以外の不正出血がある
(6)下腹部や腰、背骨、足に痛みがある
このように不正出血があったり、おりものの異常を感じられたりする場合には、一定の注意を払う必要がありそうです。常日頃から、自分の身体の状態に敏感になっておきましょう。
■子宮頸がんは何が原因で発症するの?
子宮頸がんの発症は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。HPVは“性交渉”がおもな感染経路となっており、セックスの経験がある女性なら誰しもが感染する可能性があります。
コンドームの使用で発症のリスクが下がるという報告もあるので、自分の身体を守るためにも、性に対する意識を高めていきたいですね。
また、不特定多数のセックスパートナーがいる、恋人や夫などパートナーの性行体験が多いなどは、発症のリスクを高めてしまいます。しっかりと念頭に置いておきましょう。
■早期発見には定期検診が有効
厚労省のHPによれば、HPVに感染しても90%以上の場合、2年以内に自然とウイルスが排出されると考えられているとのこと。
しかし、ウイルスが排出されず感染が持続すると、がんになる過程の異常(異形成)をつくり、さらにその状態が進行すると、子宮頸がんを発症してしまう場合も。
通常はHPVに感染してから、子宮頸がんを発症するまで数年〜十数年かかるといわれています。したがって“定期的な検診を受けることで、がんになる前段階での発見が可能”というわけですね。
ほとんどの市区町村で子宮がん検診を実施していますので、必ず受けるようにしましょう!
いかがでしたか?
自分の身体を守るのは、自分しかいません。また、娘さんがいらっしゃる親御さんは、適切な段階で正しい知識を伝えるようにしていきましょう。ご参考にしてみてください。
(ライター 大宮つる)
引用元:
おりものの臭いきつくない?「子宮頸がん」が進行すると出る症状6つ(Peachy)