【1月4日 AFP】米オハイオ(Ohio)州で、双子の姉妹(19)が大みそかのほぼ同時刻に同じ病院でそれぞれ男児を出産するという珍事があった。地元紙アクロン・ビーコン・ヘラルド(Akron Beacon Herald)が3日、伝えた。

 幼いころからそっくりな服装を好んだという一卵性双生児のエイミーさんとアシュリーさんは、同時期に妊娠。まず、前月31日の午後0時11分にエイミーさんが男の子を出産し、約2時間後の午後2時3分にアシュリーさんがやはり男の子を出産した。出産祝いに訪れる親戚たちにとって都合のよいことに、2人は出産した病院も同じだった。

 姉妹の母親のマーセラ・ファーソン(Marcella Farson)さんによると、2人は決して同日の出産を計画していたわけではなく、もともと出産予定日は1週間ずれていたという。

 成長してから2人は同じ服装はしなくなったが、期せずして同じことをしていることが良くあるとマーセラさん。「面白いことに、1人が何か紫色の品物を買ってくると、もう1人も色違いで同じものを買ってくるんです。十中八九、そんなかんじよ」

 姉妹の妊娠にも、この偶然が影響したとマーセラさんは考えている。「真夜中に突然、1人が電話をかけてきて私に泣きつくでしょう。彼女をなだめて電話を切ると、きっかり5分後には、もう1人が泣きながら電話をかけてくる。この2か月間、そんなことがしょっちゅうだったわ」

 陣痛が始まって病院に向かうという連絡も、早朝4時にエイミーさんが電話してきたと思った2時間後、アシュリーさんから電話がかかってきたという。(

引用元:
双子姉妹、大みそかのほぼ同時刻に出産 米国(AFP)