コンドームを装着していても、100%感染症を防げないことは残念ながら事実。性行為の際、器具に頼らず自分でできる病原菌対策とは!

コンドームは、万全ではありません
コンドームは、望まない妊娠から男女を守ってくれるだけでなく、HIV感染からも守ってくれているー。そう思うのは間違いです。

各コンドームメーカーの製品説明には、かならず「100%の効果を保証するものではありません」など注意書きがありますし、厚生労働省も、性感染症予防にはコンドームが有効だとする一方、コンドームをしたからといってうつらないとは言い切れないと説明しています。

そんなわけで、今まで通りコンドームに頼るか、射精直前に荒っぽく引き抜くくらいしか対処法がないのが現状。不安は増すばかりです。

「感染しない人」の秘密とは
「なしでやってるけど、ぜんぜんできないのよ」なんて人がいるように、コンドームなしで、性感染症患者とセックスしているのに感染しない人がいます。

どうしてなんでしょう。
これは、女性の膣に生息しているある種のバクテリアを含む粘膜が、HIVウイルスを包み込み、天然のコンドームのようなはたらきをしてくれているからだということがわかってきました。

ポイントは膣内環境を「酸性」にすること
その微生物とは、乳酸菌です。この菌は、有名な”腸内フローラ”のように、膣内部でも花畑のような微生物相を組織しています。

健康な膣の持ち主の膣内部は 全てこの乳酸菌が優勢で、乳酸を発生させて膣内部を酸性に保ってくれています。膣から出る粘液が少し酸っぱいような臭いがするのはこのせいです。

感染症のウイルスは酸性環境を嫌いますので、膣の酸性粘液が仕事をしてくれた結果、コンドームなしでも感染しにくいというわけなんです。

粘液というと、鼻水、胃液、おりものを含む精液が思い浮かびますが、粘液が分泌される部分というのは、身体の中でもかなり病原菌に侵されやすいデリケートな部分なのです。
これらの見聞から、粘液は、それらの部分を包み込んで 組織を病原菌から守ってくれている最初の砦と言えます。
HIVに効果を表す膣粘液の分泌には、ラクトバチルス・ガゼイ・シロタ株という乳酸菌の有無が関与している、とされる研究結果もあります。

清潔にしすぎにはご注意
「パートナーが臭いって言うし、どうしてもきれいに保ちたい!」などといって、お風呂やウォシュレットで洗いまくっているあなた、要注意です。

確かに臭いのは嫌なんですが、洗いすぎると膣内部の微生物バランスが崩れ、HIVなどの病原菌にたいして脆弱になってしまう危険性があります。

潔癖はほどほどにしておくべきでしょう。ただし、酸性粘液が守ってくれているのだからコンドームなしでも大丈夫!などと言って、コンドームをしないのは絶対NGですので注意しましょう!

【参照】

性感染症mini講座-厚生労働省
Your Body Can Make Its Own Condom-THEDAILYBEAST.COM
Why some women get HIV but others don’t: Bacteria in the vagina dubbed a ‘biological condom TRAPS the virus, preventing infection-DAILYMAIL.CO.UK
洗いすぎには要注意!デリケートゾーンの洗い方って?-カラダノート


引用元:
乳酸菌は天然のコンドームになります【imedi】