妊娠すると、味覚が変わったり特定のものばかりを好んで食べたくなったりします。つわりの時などは酸っぱいものやスッキリする炭酸飲料などを自然と欲してしまったり。

ですが実は、それらのものにはちょっと怖い落とし穴があることをご存じですか?

今日はヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、妊娠中つい食べたくなる食品の身体への影響をお話します。



■「添加物大国」の日本

食品を着色したり保存するための“食品添加物”。コンビニやスーパーなどで売られている食品の多くに添加物が入っていることをご存じの方は多いと思います。

ですが、実は日本は世界で見ても添加物大国であるという事実はあまり知られていません。厚生労働省の指定添加物リストによれば、指定添加物(合成)449品目、既存添加物(天然)365品目の計814種類もの添加物が現在日本で登録されています。この数は世界一とも言われています。

アーユルヴェーダの発祥地インドでは、元来食品を保存しようという概念があまりなく、筆者がインドに行った時にも添加物が入った食べ物はあまり見かけませんでした。このことからも、アーユルヴェーダでは無添加のもので調理し、それをしかも3時間以内に食べることを勧めています。

■「妊娠中に欲する食品」の意外と知らない落とし穴

コンビニ弁当が身体に良くないというのは多くの方が認識されていると思いますが、それ以外にも妊娠中に妊婦さんがよく「食べたくなった」と言われるものを例に挙げ、それが身体にどのような影響を与えるのかをお伝えしたいと思います。

渡辺雄二氏の著書の『「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物』によれば、以下の食品が身体に与える影響について紹介されています。

●梅干し・・・含まれるタール色素赤102という科学合成物質は分解されにくく、人によっては蕁麻疹を引き起こす。赤血球を減らしたり、発ガン性も疑われている。

●たくあん・・・たくあんを黄色に染めるためのタール色素の黄4は細胞の染色体を切断する作用がある。またこれは細胞がガン化することと深い関係がある。

●ガム・・・甘味料としてアスパルテームが含まれるが、これは脳腫瘍を引き起こすという指摘がある。また白血病やリンパ腫をおこすという動物実験の発表もある。

●炭酸飲料・・・普通の炭酸飲料には保存料は使われていないが、色や味のついたものには要注意。これには安息香酸Naが含まれていて、これをラットに一定量与えるとケイレンや尿失禁などを起こして死んでしまう。

妊娠するとやはり上記のような「酸っぱいもの」「すっきりするもの」を欲してしまいがちですが、実はそれを食べすぎることで大量の添加物も摂取することにつながっているということを知っておく必要があります。

現代で生活していく以上は、完全に添加物を排除することは難しいことだと思いますが、マタニティ期はお腹の赤ちゃんへの影響もありますので、摂取すべきものと食べ過ぎてはいけないものを心得た上で口に入れるものと量に気をつけていきましょう。



■「つわり時や小腹がすいた時」に摂りたいもの

では、妊娠中にどんな食べ物を摂ったらよいのでしょうか?

アーユルヴェーダでは酸っぱいものは胸やけを起こしやすくするため、つわりがひどい方は避けた方が良いとしています。

つわりには“氷砂糖”が効果的です。

筆者はインドに滞在中ひどいつわりに襲われましたが、アーユルヴェーダのドクターが氷砂糖を買ってきてくれて、それを1粒口に入れてみると一気に胃がスッキリし、酸っぱいものも炭酸水なども欲しなくなりました。

また常にお腹がすいてしまう方にはデーツやいちじく等のドライフルーツをおすすめします。

ドライフルーツは2粒位でとても満足感を得られますし、そのほとんどには添加物は使用されていませんので安心して食べれます。

氷砂糖にしてもドライフルーツにしても共通するのは“甘味”です。

甘味は胸やけを抑えてくれるのと、満足感を与えてくれる効果がありますのでぜひ試してみてください。



いかがでしたか?

マタニティ期はこれまでの乱れた食生活や生活スタイルを整える良い期間とも言えますので、まずはコンビニ弁当を控え、極力無添加の食材で自炊を心掛けてみてください。

とはいえ筆者は以前、完璧に無添加食で過ごそうとした結果、外食ができなくなり毎食調理をしなければならないというストレスで体調を崩してしまいました。

妊娠中のストレスは絶対に良くありませんから、負担にならない程度で添加物に気を付けた生活を目指してみてくださいね。



引用元:
酸っぱいモノ・甘いモノ「妊娠中食べたくなる食品」の意外と知らない落とし穴って?(It Mama)