ママタレやイクメンといった言葉が浸透している今の世の中。芸能界も、妊娠・出産を期に引退する有名人は少なく、母親・父親になっても活躍している有名人、むしろ母親・父親になり活躍の場が広がった有名人のほうが圧倒的に多いですよね。

有名人のブログや本などを読んで、育児や家事、家庭円満の秘訣を参考にしているというママもいらっしゃるのでは? テレビなどに映る有名人は、見る人の理想や憧れ、また、ある意味今のトレンドを反映していると言えます。

今日は、有名人の子育てイメージに関するアンケート結果をもとに、最近の夫婦像の傾向と、子育て期を夫婦で楽しむコツについてお伝えします。



■子育てにプラスイメージを最も持たれているのは、あの有名人!

普段テレビなどを見ていて、「この人は良い母親(父親)だろうなあ」「この人はちゃんと子育てしていそうだなあ」と思う有名人といえば、誰を思い浮かべるでしょう?

株式会社ブライト・ウェイが運営するポータルサイト『こそだて』は、ユーザーを対象に有名人の子育てイメージについて毎年アンケートを実施しており、今年も12月11日に結果が発表されました。

有名人と子育てのイメージについていろんな質問がある中で、「子育てと仕事を両立させていると思う有名人(男女含む)」、「ちゃんと子育てしていると思う女性有名人」そして「自分が理想とする母親のイメージの有名人」の三つの部門で見事1位を獲得したのは、前年に続き、“北斗晶”さんでした。

篠原涼子さんや辻希美さん、木下優樹菜さんの名前も上位にランクインしています。

また、「ちゃんと子育てしていると思う有名人(男性)」、「自分が理想とする父親のイメージの有名人」という男性の育児に関する質問2つで1位を獲得したのは、こちらも前年に続き、つるの剛士さんでした。杉浦太陽さんや佐々木健介さんもランクインしています。

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■アンケート結果から分かる、「最近の夫婦像」の傾向って?

社会で働き、活躍する女性が多くなってきた昨今。筆者の父親・母親世代は、“男は外で働き、女は家庭を守る”“女はでしゃばらず、夫を立てる”というような夫婦像が当たり前であり、世間の常識のような感じでしたが、アンケート結果を見ると、今はそんな考え方はもう古いということがよく分かります。

女性で子育てにプラスイメージを持たれている有名人を見てみると、育児と家事をこなしながらも、男性に負けることない存在感で、どんどん前に出て活躍している女性ばかり。実際、世間を見ても、育児と家事と仕事を両立しながら活躍する女性の姿が、とても多くなりました。

一方、男性は、子育てにプラスイメージを持たれている有名人は、“強さ”や“たくましさ”といったイメージよりも、“優しさ”を彷彿とさせる有名人ばかり。世間を見てみても、強い男性よりも、優しく家庭的な男性が支持されるようになってきており、家事にも育児にも積極的に関わる男性はとても多くなってきています。



■「子育て期を夫婦で円満に楽しむ」コツとは?

楽しいことも多いけれど、大変なことも満載な子育て。そんな子育て期を夫婦で乗り切り、夫婦円満な家庭にするには、“女性は仕事により積極的に、男性は育児により積極的に”なっていくことが大切なのではと感じます。

女性は、男性に育児に積極的に関わってもらい、自分の能力や適性を活かせるやりがいのある仕事に早めに就く意識を持ちましょう。女性が社会に出て仕事を持つようになると、外で働く男性の気持ちが分かるようになり、夫に対する労いの意識が高まります。

また、男性が育児に積極的に関わるようになると、毎日育児をする母親の大変さも分かるようになります。 「男の人に育児を任せるのは不安!」というママもいらっしゃるかもしれませんが、旦那さんに子育て期を積極的に楽しんでもらうには、早いうちから育児に慣れてもらうことが一番です。

いかがでしたか。

「子どもが小さいうちは、母親がしっかり面倒を見なければ」という意識から、仕事や夢を持つことを諦め、子どものことばかりに意識が集中してしまうママは多いようです。しかし、それが余計にパパを子育てから遠ざけている原因かもしれません。

子育ても仕事も楽しんでいる有名人たちのように、夫婦で協力し合いながら、子育て期を楽しみましょう。



引用元:
今年もあの人が1位!2015年版「理想のママ・パパ芸能人」から学ぶ夫婦の在り方(It Mama)