上武大(渋谷正史学長)は17日、妊娠高血圧症候群を早期に見つけるための診断薬の開発に着手したと発表した。開発はワクチン製造の「デンカ生研」(東京)と共同で行い、10月1日に契約を締結した。期間は3年間。
妊娠高血圧症候群は妊婦の5〜7%が発症し、以前は妊娠中毒症と呼ばれていた。同症候群は胎児の発育不全や早産、流産の原因にもなり、母体にも深刻な影響を及ぼすことがあるが、治療は食事療法や降圧剤などの対症療法が一般的で、有効な治療法は開発されていない。
渋谷学長は東大医科学研究所に在籍していたときにsFlt−1と呼ばれるタンパク質を発見。sFlt−1は現在、妊娠高血圧症候群と強く関連しているとみられており、血中のsFlt−1濃度を低コスト・短期間で測定できる診断薬の開発を目指す。
引用元:
妊娠高血圧症候群 上武大、診断薬の開発着手 群馬 (産経新聞)