毎日、“一生懸命”子育てをして、色んなことが出来るようになったわが子。でも昨日できていたことが、今日になってできなくなっていて残念に思ったことはありませんか?

実は、その“残念に思う”気持ちで、ママがイライラしたり、心配になったりする必要はないのです。

そこで今回は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、“子どもの成長が心配になった時に心得たいこと”についてお話します。



■子どもの成長は“365歩のマーチ”

水前寺清子のミリオンセラーとなった大ヒット曲『365歩のマーチ』という歌をご存知でしょうか?

有名な曲ですが、歌詞を一部抜粋してご紹介いたします。

「幸せは歩いてこない

だから歩いて行くんだよ

1日1歩

3日で3歩

3歩、歩いて2歩下がる

人生はワンツーパンチ

汗かきべそかき歩こうよ」

子育てもまさにこの通り。言わば“人間を育てる仕事”なのですから、機械のように“こういう風に親が働きかけたら、必ずこういう結果が出る”というものではありません。

だから、下記のようなことがおきてしまいます。

・昨日は親から言われなくてもお片付けできていたのに、今日は何度叱られてもやらない

・昨日は嫌いな人参を全部食べていたのに、今日は残している

・昨日は自分から「おはよう」と起きてきたのに、今日はなかなか起きてこない

でも、行きつ戻りつしながらちょっとづつ経験することで、必ずできるようになっていくものです。

たとえ一瞬、後退しているように見えても、実は“全体”から見れば一歩ずつ前進しているんですよ。

■成長には「階段の踊り場」が必要

子どもは坂道を上るように、キレイに上がり調子には成長していきません。言うならば、階段のようです。

長い階段には踊り場がありますよね。ここで少し足踏みをして休憩をし、また体力を付けて次の段を登っていきます。

もし、100段の階段で、階段の踊り場(休息場所)がなかったら、途中で疲れてしまうでしょう。逆に言えば、踊り場があるからこそ、最適なペースで登り切ることができるのです。

例えば、ダイエットだって、いい感じに進んでいたのに体重が落ちにくくなったりしますよね。いわゆる“停滞期”です。ここで諦めることなく継続して乗り越えることで、また体重が落ちていったりします。

これも、子どものしつけの時の考え方と同じで、一気にできるようにしようとするのではなく、根気強くしつけをしていくことが大切です。



■しつけに「つまづいた」と感じた時の心得2つ

(1)振り回されることは仕方ないこと

子どもは大人以上に体調や気候に“気分”が左右されます。

昨日は機嫌よくお片付けをし、食事も残さず食べていたのに、今日はノロノロしていたり……ちょっと気温が暑かったり、寒かったり、眠かったりするとグズッてできなくなったりします。

大人でも同じようなことはあるのですから、子どもに対しても初めからあまり要求を高くしないことです。

(2)他の子どもと比較しない

他の子どもと比べていると、わが子の成長に気付けなくなってしまいます。お友達の子どもは、最後までスプーンを使って食事をしているのに、うちの子は最初の5分だけスプーンであとは手づかみ。

でも、そんな細かいことをいちいち比べないようにしましょう。

5歳になって手づかみしている子どもは、筆者は見かけたことがありません。それに0歳のときはミルクしか飲まず、離乳食も親が食べさせてやっていたのが、今や5分でも自ら道具を使って食べようとしているのです。

その姿勢だけで成長してるという証じゃないでしょうか?



いかがでしたか。

ママだって、歳を重ねていくうちに見た目は老いていきますが、人として皺の数だけ中身は成熟していきます。

子どもは体の成長が早い分、体は大きくなってきているのに、急に駄々をこねたり、反抗したりもしますが、“中身はちゃんと少しずつ成長していってる”ということを覚えておきましょうね。



引用元:
しつけに「つまづいてる」?覚えておくと自信がつくたった2つの心得(It Mama)