妊娠中の鼻血の原因や胎児への影響
妊娠中に「突然鼻血が出た!」と、びっくりする方も少なくないと思います。特に妊娠初期には鼻血が出やすくなると言われています。
妊娠中の体調の変化は、お腹の中の赤ちゃんへ影響がないか心配になってしまいますよね。こちらでは、妊娠中の鼻血の原因や胎児への影響についてまとめました。
鼻血が出る原因
そもそも鼻血とは、鼻の中(鼻腔)から出血する事で、別名鼻出血と言われています。
鼻血の原因の90%は、左右の鼻の穴の間の硬い部分の前方付近にある「キーゼルバッハ部位」から出血します。この部分に、毛細血管が集中していて、表面は薄い粘膜になっています。
そのため、ちょっとした刺激でも血管が破れやすく、かつ入口に近いため、傷つきやすく出血してしまうのです。
妊娠中に鼻血がよく出る原因は?
妊娠 悩む .
妊娠中に鼻血が出やすくなる理由は、体内の血流量増加です。特に妊娠初期には、赤ちゃんに栄養を送る必要があるため、妊婦さんの体内の血流が一気に増加します。
血液が増加したのに対し、血を固める役割の血小板が足りなくなり、鼻の粘膜が切れてもすぐには塞がらず、鼻の粘膜からも鼻血が出やすくなるのです。
勢いよく鼻をかんだ時の刺激で、鼻血がでることが多いです。また、妊娠初期に限らず、妊婦さんによっては妊娠中期や妊娠後期にも鼻血が出やすくなります。
ホルモンバランスの変化も鼻血の原因です!
妊娠中のホルモンバランスの変化も、妊婦さんが鼻血が出やすくなる原因と言われています。
妊娠中増加するホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の濃度が高まることで、体内の血流量が増加し、鼻の粘膜も腫れて柔らかくなり、鼻血が出やすくなります。
鼻血だけでなく、歯ぐきから出血が増える場合もあります。
妊娠中の鼻血は胎児への影響があるの?
妊娠中の鼻血は、よくあることで、基本的に病気ではないので、特に問題ありません。鼻血が起きても、胎児へ血液は供給され続けているため、胎児への影響もありません。
しかし、長い間鼻血が止まらなかったりして鼻血の出血量が多いと、貧血を起こす可能性がありますので、正しい鼻血の止め方を知っておく必要があります。
妊娠中の鼻血の止め方はどうしたらいいの?
妊娠中 鼻血 .
妊娠中の鼻血の止め方はどうのようにしたらよいのでしょうか。鼻血の正しい止め方と、危険な止め方をまとめましたので、もし鼻血が出た場合はご参考下さい。
正しい鼻血の止め方
1.うつむき加減に座り、安静にする
2.親指と人差指で鼻を上の方からつまむ
3.5分程つまむと、止血できます
このように出血部位を圧迫することで、止血できます。
脱脂綿やティッシュを使う方法もありますが、鼻の入口に脱脂綿やティッシュを詰めるだけでは、出血箇所を圧迫できず、止血できません。
できるだけ長めに伸ばして、奥の方までしっかり詰めこめば、出血部位を圧迫できますが、慣れていないと難しいです。
危険な止め方
•上を向く
•頭を低い位置に置く
•後頭部や首の根元をたたく
鼻血を止めるとき、顔を一番高い位置にもってくることが重要です。
鼻血が出ている時、仰向けに寝ると、血が大量に喉に流れたり、血圧が低下するため、気持ち悪くなります。寝るときは必ず横向きになりましょう。
妊娠中の鼻血で、このような場合は病院へ!
病院 .
あまりに頻繁に鼻血が出る、鼻血が20分以上止まらない、出血量が多いときは、高血圧や貧血の可能性があります。
また、鼻血とともにめまいや立ちくらみ、吐き気がある場合は、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れの可能性もあります。
このようなときは、病院を受診し医師に相談しましょう。
妊娠中の鼻血の予防法
•鼻を強くかまない
•鼻をいじらない
•免疫力をつける
•アレルギー性鼻炎の場合、アレルギー源に近づかない
•鉄分をとる
鼻血がでる原因のほとんどが、鼻への刺激なので、鼻をなるべくいじらないようにしましょう。鼻水がでることを避けるためにも、風邪を引かないように適度な運動と規則正しい生活で免疫力をつけることが大切です。
また、妊娠中は出血すると、鉄分不足で貧血になりやすいので、普段の食生活でも意識して鉄分をとるようにしましょう。
引用元:
妊娠中(初期〜後期)の鼻血の原因は?鼻血の止め方と注意点まとめ(mamari)