毎年冬になるとインフルエンザの流行が話題になりますが、「自分はかかったことがないから大丈夫!」と根拠のない自信を持っていませんか?12月頃から流行り始め、1月、2月にピークを迎えるインフルエンザですが、今年は9月7日の時点で既に茅ヶ崎市内の小学校で学級閉鎖が確認されました。そうはいっても、自分だけは大丈夫でしょ、と甘く考えているとキケンです。自分はかからなくても、家族がかかってしまった場合どうしたら良いのでしょうか。家庭内にインフルエンザ患者がいる場合の対策についてまとめました。
■ 家族がインフルエンザになってしまったとき
◎インフルエンザの症状
インフルエンザは、数日の潜伏期間の後突然の高熱や関節痛などの症状とともに発症します。しかし、熱が高くなくてもインフルエンザというケースもあります。風邪と見分けがつかないうちに自分だけではなく周囲に移してしまう可能性もあるので、早めに病院に行きましょう!
◎移らないための看病のポイント
同じ家の中で家族がインフルエンザにかかってしまったとき、治るまで別居する……というわけにもいきませんね。看病しながら自分に移らないように気をつけたいのは、まず部屋を隔離すること。なるべく同じ空気を吸わないように、部屋は分けましょう。また、食事を届けたりする人も1人に絞ったほうがいいです。交代で看病するのは良くありません。感染する確率が上がってしまうので患者に接触する人はなるべく限定しましょう。
◎こまめな換気を
患者の咳や呼吸からインフルエンザのウィルスがどんどん撒き散らされ部屋の中で増えていきます。こまめに換気するようにしましょう。
◎触れたものに気をつける
患者が触れたものや、看病する際にはアルコール消毒を行いましょう。患者自身は隔離した部屋にしても、トイレはふつう一家に1つしかないことが多いですよね。ドアノブは消毒し、トイレや洗面所の手拭きタオルは共用しないようにしましょう。また、鼻水をかんだティッシュなどのゴミ、汗をかいたパジャマを洗濯物置き場に置く際など患者が触れたものに触るときは手袋をするなど気をつけましょう。マメな手洗いも効果的です。
◎インフルエンザに良い食事
消化がよくバランスの良い食事を摂るのが一番ですが、熱が高いときは何も食べられないかもしれませんね。特に、喉の痛みが出ていると固形物は喉を通らないかもしれません。そんなときは、フルーツを用意しましょう。熱を下げる効果の高いとされる南国のフルーツとしてバナナ、パイナップル、スイカ。ビタミンCの豊富ないちごやキウイなど。フルーツそのままでは食べられない…というときは、りんごやバナナをジュースにしましょう。免疫力をアップするとされているヨーグルトを使ってフルーツヨーグルトジュースにするのもオススメです。また、さつまいもやとうもろこし、じゃがいもなどのスープも栄養があって温まります。固形物が食べられないときは、ジュースやスープを食べさせてあげましょう。
◎水分補給をしっかりと
高熱が出るだけではなく、嘔吐や下痢の症状を伴うこともあるインフルエンザは体から多くの水分が奪われていきます。患者の枕元にスポーツドリンクやお水のペットボトルを置いておくなどして、水分不足にならないようにしましょう。
◎看病する人が寝不足にならないように
家族がインフルエンザになると世話が大変ですね。年末で忙しい時期は、不規則な生活になったり飲み会続きで栄養も偏ったりして体力も落ちがちです。家族内でインフルエンザが蔓延してしまうと、交代で移しあうことになりかねません。感染しても発症するかどうかはその人の免疫力や体力次第です。寝不足や栄養不足は免疫力の低下につながるので、看病する側もしっかり睡眠と栄養を摂るようにしましょう。
◎マスク
患者側も看病側もどちらもマスクをつけるようにしましょう。喉を乾燥から守ってくれる効果もあります。マスクにも色々ありますが、製造の際に織らずに作られている不織布の方がウィルスを通しにくいとされています。不織布(ふしょくふ)製マスクと書かれたものを選ぶようにしましょう。また、隙間が多いマスクを使うよりも、顔に当てる部分をその人の形にぴったりフィットできるタイプのマスクの方が良いでしょう。
◎加湿
空気が乾燥していると喉の粘膜も乾燥し、そのバリア機能が低下します。50〜60%程度の湿度を保つのが良いとされています。熱帯でもインフルエンザは起こるので、高温多湿にすれば良いというものではありません。適切な湿度を保ち、喉の粘膜を保護することが大事です。湿度計でチェックして、50〜60%の間で調整するようにしましょう。また、気温は20〜25度全前後が良いとされています。
■ インフルエンザを侮らないで
インフルエンザは風邪の酷い版だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、抵抗力の低い小さいこどもや老人などでは重症化してインフルエンザ脳症などを引き起こすこともあります。ただの風邪だろうと思って放置せず、早めに病院に連れていくようにしましょう。その際もマスクを忘れずに!
引用元:
家族がインフルエンザに!家の中に患者がいるときの正しい対処法とは(マイナビニュース)