いつも赤ちゃんのことに気を張っているお母さん。特に冬の夜は心配ではありませんか?まだ、寝返りのできない赤ちゃんはまだ安心なのですが、寝返りを上手にするようになると、あっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロ…。布団は蹴って、ゴロゴロ転がり畳の上で体が冷えた状態で寝ている、なんてことは日常茶飯事ですよね。でも、寒い冬に風邪でも引いたら心配です。元気いっぱいに過ごして欲しいものです。なので、冬の夜、寝るときの赤ちゃんのパジャマや布団のことについて書きたいと思います。悩んでいるお母さんに少しでも助けになればと思います。

■ 服装

生後2か月までの赤ちゃんは、筋肉や脂肪も少ないために、少し多めに着させるというのが普通です。なので、大人と同じ枚数にするのが一般的です。3か月を過ぎた頃から赤ちゃんは少し暑がりになります。なので、普段は大人より1枚少なめに着させてあげるようにしましょう。しかし、寝るときとなると少し話は変わってきます。寝るときは大人でも少し寒く感じるものです。なので、大人と同じ枚数にしてあげましょう。それで汗をかくようなら、1枚少なめに。基本的には、長袖の肌着と長袖ロンパースで十分です。靴下は履かせないようにしましょう。靴下を履かせてしまうと、暑いときに体の熱を外へ出しにくくなってしまい、体温調節ができません。その結果、体温がこもってしまうことがあるからです。

■ 布団

布団は大人よりも軽めなものを選びましょう。服装も大人と同じで、布団まで同じ枚数かけていると、赤ちゃんはとても暑いはずです。寒そうに感じるかもしれませんが、暑くて汗をかき、寝冷えする方がもっとかわいそう。大人が毛布と布団をかけているなら、赤ちゃんはタオルケットと布団で大丈夫です。もし、寒そうかな?と思ったときには赤ちゃんの背中を触ってみてください。温いようなら大丈夫です。冷たいようなら少し寒いので、1枚布団を増やすなど、温かくしてあげるようにしてください。

■ スリーパー

初めにも書きましたが、赤ちゃんは布団を蹴って、ゴロゴロと部屋中を転がります。寝相はかなり悪いです。これは、健康な証拠なので、寝相が悪いことを気にする必要はありませんが、布団を蹴って床で寝ていたりすると、お母さんが気づいたときにはすでに冷え切っている…なんてことありますよね。そして、朝になると鼻水が出ていたりして、風邪をひいてしまった、なんてことになります。そんなときに便利なのが、スリーパーです。これは、着る毛布のようなものです。毛布素材のベストで、膝の方まで長くなっています。これを着て寝れば、どんなに布団を蹴っても、ゴロゴロと転がっても、常に毛布にくるまっている状態になるので安心です。子供が布団を蹴って、冷たくなっていないかな?と、お母さんは何度も起きては子供に布団をかけていますよね。スリーパーを着ていると、そんな心配もなくなるので、お母さんも安心して寝ることができます。

■ 暖房

真冬になってくると、暖房をつけて寝るという家もあります。暖房をつけて寝るということは、決して悪いことではありませんが、温度を上げすぎないように注意することは大切です。就寝時の設定温度としては、18度〜21度前後にするようにしましょう。それ以上に温かくすると、逆に赤ちゃんは暑くて汗をかくことになります。さらに、暖房をつけると空気が乾燥します。なので、風邪の原因になったり、風邪をひいているときは喉が痛くなりやすかったりします。温度を高くすることで、乾燥もひどくなります。できるだけ温度を高くしすぎないようにして寝ることをオススメします。

■ おわりに

季節の変わり目は特に風邪をひきやすいときでもあります。明け方に一気に冷え込んだりすると風邪をひいてしまったりして、お母さんも気が休まらない時期でもありますね。風邪をひかせたくないという気持ちもわかりますが、子供は風邪を引きながら大きくなるものでもあります。あまり神経質にならず、お母さんのやり方で頑張ってください。

(著:nanapiユーザー・いかくん 編集:nanapi編集部)

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引用元:
布団やパジャマはどうしたら?冬に赤ちゃんを寝冷えさせない方法(マイナビニュース)