飯山赤十字病院(飯山市)が医師不足に伴い、来年4月からお産の扱いを休止することが30日、分かった。現在、飯山地方でお産を扱っているのは同病院のみで、同病院にかかっている妊婦は中野市などの病院や医院に移ることになる。1日に正式発表する。

 関係者によると、同病院産婦人科には現在、60代の男性医師が勤務しているが、心身の疲労などから常勤は難しくなり、お産を受け入れることができなくなった。男性医師は来年4月以降、非常勤となる見通し。産婦人科は維持するが、お産は受け付けない。同病院近くでは、飯山市に隣接する中野市に県厚生連北信総合病院と保倉産婦人科医院があり、お産を扱っている。

 飯山赤十字病院では2006年春から、産婦人科医がこの男性医師1人になった。08年に2人態勢に戻ったが、11年8月以降は再び1人となり、男性医師は定年後も嘱託医として年間100件余りの分娩(ぶんべん)を担ってきた。

 同病院や飯山市はこれまで、県医師確保対策室や信州大医学部(松本市)などに協力を求めてきたが、早期の医師確保は難しい状況が続く。

 県内では大町市立大町総合病院も医師不足で3月から分娩の取り扱いを休止していたが、常勤医を2人態勢に戻し、休日の当直を担う非常勤の医師も確保し、10月からお産の扱いを再開している。




引用元:
飯山地方唯一のお産扱い病院 飯山赤十字が来春分娩休止 (信濃毎日新聞‎ )