子宮頸がんワクチンの接種を受けた女子中高校生らが、体の痛みなど重い症状を訴えている問題で、厚生労働省は27日、痛みの原因やワクチンの安全性を調べる研究班を設置したと発表した。

 研究班(代表=祖父江友孝・大阪大教授)は、神経内科や産婦人科、疫学・公衆衛生、痛みなどが専門の医師12人で構成。中高校生らを対象にワクチン接種をしたか否かを問わず、症状の実態を調べて、今年度中にも結果をまとめる。

 調査では、全国の200床以上の病院すべてと、199床以下の病院の半分を抽出。神経内科や産婦人科など11診療科を今年7〜12月に受診した12〜18歳の男女で、全身の痛みや運動障害、学習能力の低下などが3か月以上続き、通学や就労に影響が出ている人数について回答を求める。

 2013年6月以降、国はワクチン接種の積極的な勧奨を中止しており、調査対象者の多くはワクチンを打っていないことが予想される。ワクチン接種者で重い症状が出ている人との比較については、今回の調査結果を踏まえ、改めて検討する。



引用元:
子宮頸がんワクチンと痛みの関係、厚労省が調査〔読売新聞〕