“何度も同じことを叱っているのに、子どもがちっとも言うことを聞かない”と嘆いている人がいます。でも、それは同じことを注意している割にはママのやっている態度が一貫性がなかったり、しつけの方針がブレブレなことが原因だったりします。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもに振り回されないために注意すべきポイントについてお話します。



■ママが折れがちな育児の場面2つ

(1)スーパーで子どもが地べた泣きしたとき

出かける前に「今日はお菓子は買わないよ!」と約束したのにも関わらず、目の前の色とりどりの美味しそうなお菓子の誘惑に負け「買って〜買って〜」と大騒ぎする子どもっていますよね。

そんな時、結果としてママが折れて子どもに負けちゃっていませんか?

泣いて大騒ぎして、周りに凄く迷惑がかかっている、“躾のなっちゃない親”だと思われたくない、だから静かにさせるために買うというパターンです。

本来“スーパーに行くたびにむやみやたらに菓子を買い与えないしつけ”をしようとしているのにも関わらず、自らそれを翻しています。よく分析してみると泣き止ませるために買い与える行為こそが“しつけのなっちゃない親”そのものなんです。

周りの目を気にしてしつけの方針を翻さないようにしましょう。スーパーで地べた泣きされたら、買い物を中止して帰ってしまいましょう。そのためにもダラダラと買い物せずに、買いたいものをカゴに入れてテキパキと買い物をすることもコツです。

“周りに迷惑をかける”“まだ買い物を続けたい”“子どもが欲しがっているから今日だけは”ではなく、「徹底したしつけをする」と決めましょう。すると、子どもは「どんなに騒いでも買ってもらえないんだな」と理解し、次回からはきっと少しは泣き方がトーンダウンするでしょう。

“何を優先するのか”が大切なのです。

(2)食事中の立ち歩き

食事中立ち歩いたり、玩具のところへ行っては遊び、また、しばらくして戻ってきて又食べる。とてもお行儀が悪いですよね。そんな時は食事前に「食事中は座っていようね。席を立ったら食事は終わり、ごちそうさまにするからね」とルールを教えましょう。

すると最初の1〜2分はちゃんと席に着いているはずです。そのタイムミングを逃さないで「わあ、じっと座って食べていてお約束守れているね」と努力していることを褒めましょう。昨日よりは長い時間座れるはずです。

でも、もし、席を立ったら食事はおしまいです。食器をすべて下げてしまいましょう。ワーワー泣いても騒いでも心を鬼にして与えてはいけません。全部食べていないので、おそらく次の食事までの間にお腹を空かせてぐずるでしょう。

そんなときは「さっき、全部食べ終わらないうちに席を立ったからごちそうさまになっちゃたね、だからお腹が空くんだね」と言いましょう。飴や菓子の一かけらでも与えてはなりません。

子どもは「ああ、途中で席を立ったらこんなにひもじい思いをするんだな」と反省します。一回くらいこれをしたからって飢え死にすることはありませんから大丈夫です。



いかがでしたか?

しつけをすることを最優先にしようと心に決めたのならば、しっかりと計画を立てて実行することが大切ですよ。

目先の子どもの行動に親自身が振り回され、決めたことを翻すとすべてのしつけが付け焼刃になり“年中無休の怒り屋”からはなかなか卒業できなくなってしまいますよ。



引用元:
スーパーで子どもが「お菓子が欲しい」と泣いても、買ってはいけない理由(It Mama)