がらんとした誰もいない教室。18日から学級閉鎖をしたのは、群馬県甘楽町の福島小学校です。学校によりますと、17日までに3年生の2つあるクラスのうち、1クラスで7人の児童が高熱などの症状を訴え、その後、全員がインフルエンザと診断されたということです。
さらに別の3年生のクラスでも、18日、8人が欠席。このうち4人がインフルエンザと診断されたため、19日から3年生は、学年閉鎖になるということです。
「例年もっと遅い時期。こんなに早くインフルエンザがまん延したので驚いている」(福島小学校 上原教一校長)
今シーズン、群馬県内でインフルエンザの影響で学級閉鎖をするのは初めてで、このほか、岩手県や京都府の小学校でも16日から学級閉鎖や学年閉鎖の措置がとられるなど、全国に広がりつつあります。
こちらは、先月、茨城県筑西市の図書館が導入した“ブックシャワー”という機械です。インフルエンザ対策の新兵器です。機械の中に本を入れると、紫外線などが出て、本についたインフルエンザウイルスなどを殺菌できるということです。
「インフルエンザなどが流行するが、大体99%以上の除菌ができると言われている」(筑西市立中央図書館 根岸廣通館長)
「今まで帰ってティッシュで拭いたりしていた、表紙だけは。(機械使うと)もうやらなくていい。これはいいことを聞いた」(利用者)
厚労省は今後、インフルエンザが流行するおそれがあるとして、うがいと手洗いを徹底するよう呼びかけています。(18日18:31)
引用元:
インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ、対策の新兵器も登場(TBSnews)