安倍政権が掲げる「希望出生率1.8」の実現に向けて、塩崎厚生労働大臣は第1子出産後も継続して働く女性の割合を6割に引き上げるという、新たな目標を表明しました。

 これは12日午後に開かれた1億総活躍国民会議で塩崎大臣が打ち出したものです。第1子出産後に育児休業を取って働き続ける女性は正社員では43%ですが、非正規では4%にとどまっています。

 出産や育児による不本意な退職を解消するため、育児休業制度を見直し、非正規労働者の育休を取りやすくすることなどで、厚労省は第1子出産後も継続して働く女性の割合を2020年代に6割に引き上げることをめざしています。

 また、「介護離職ゼロ」に向けて特別養護老人ホームなどの整備を前倒しした上で、これまでの計画より6万人分上積みし、2020年代初頭までに40万人分を確保するとしています。(12日21:10)




引用元:
第1子出産後も働く女性、6割めざす(TBS News)