日本医療研究開発機構(AMED)は、日本発の医療機器を生み出すための計測・分析技術の開発支援を始める。2015年度事業として、6件のテーマを採択した。予算は6件合計で2億1000万円程度。神戸大学や兵庫県立がんセンターなどによる、痛みが少なく被ばくしない乳がんの画像診断システム、コニカミノルタと弘前大学による針生検に代わる血液によるがん(当面は前立腺がん)診断システムなどの実用化を目指す。
 臨床の医師が参画することを要件に入れて公募しており、大学工学部系統の技術開発が実際に医療に応用されることを目指す。6件のテーマと代表者は次の通り。

要素技術開発タイプ(予算額は各2000万円程度)
● 酵素阻害アプタマーを用いた高感度簡易迅速疾病診断法の開発、東京農工大学池袋一典
● メチル化DNAオートコレクターの開発、東京大学岡本晃充
● 電子顕微鏡技術に基づくがん診断法の開発、浜松医科大学菊池寛利

先端機器開発タイプ(同各5000万円程度)
● 次世代乳がんスクリーニングのためのマイクロ波散乱場断層イメージングシステムの開発、神戸大学木村建次郎
● 自己抗体マーカー探索システムの開発、産業技術総合研究所五島直樹
● QOL向上と医療費削減に貢献する前立腺がん自動血液検査システムの開発、コニカミノルタ須田美彦





引用元:
オールジャパンで医療機器開発−AMED、神戸大の乳がん診断など6テーマを支援採択(日刊工業新聞‎)