タレントの北斗晶さん(48)が、乳がんの手術を受けて注目を集めている。乳がん検診を受ける女性も増えたと報じられるなど、関心は依然として高い。近年、国内外で乳がんの発症要因のひとつに、「飲酒」が挙げられている。女性は毎日少々飲むだけでもリスクは上がるそうだ。一方、男性も適正量を超えると死亡リスクがアップするという。それを防ぐ策はあるのか。
【缶ビール1本でリスク上昇】
国内の大規模な疫学調査「多目的コホート」研究では、女性が1週間にエタノールを150グラム以上飲むと、飲まない人に比べて乳がんリスクが1・75倍になったと報告されている。1日平均をビール大瓶に換算すると1本程度の量だ。しかし、米国ハーバード大の疫学研究では、1日缶ビール1缶程度のアルコール量でも、乳がんリスクを13%高めると報告された。では、なぜ女性は飲酒でダメージを受けやすいのか。
飲酒と健康に詳しい東海大学医学部付属東京病院健診センター長の西崎泰弘副院長が説明する。
「女性ホルモンはアルコール分解の速度を鈍らせ、体内に毒性を持つアセトアルデヒドをとどめやすいため、女性は飲酒に伴うリスクが男性よりも上昇しやすいと考えられます。一方、肥満の人は乳がんになりやすいとの疫学調査の報告もあり、肥満の基準が日本よりも甘い米国の場合は、飲酒だけでなく肥満との関わりの可能性も考えられます」
男性の場合は、「多目的コホート」報告によれば、1日46グラムのエタノールでがんや心筋梗塞、脳梗塞の死亡リスクが上がった。1日ビール大瓶2本以上の換算だ。女性よりも量が多いが、やはりリスクはある。
引用元:
乳がんリスク下げる方法 発症要因のひとつに「飲酒」 抗酸化作用の食材を摂取(ZAKZAK)