発熱などに伴いまひの症状が出る原因不明の症例が今年8月以降、子供で相次いで報告され、国立感染症研究所は28日までに同様の症例がないか全国調査に乗り出した。患者の一部から「エンテロウイルスD68」というウイルスが検出され、関連を調べている。

 厚生労働省によると、全国でまひの症状が出たのは約20の都府県の子ども47人。うち2人からエンテロウイルスD68が検出されたという。米国では昨年、この型のウイルスに千人以上が感染し、まひの後遺症が出た例もあるという。

 日本小児神経学会で調査に関わった福岡市立こども病院の吉良龍太郎・小児神経科長によると、年齢は生後1カ月程度から、上は11、12歳ぐらいまでという。吉良科長は「一般的にエンテロウイルスの感染は夏から秋ぐらいが多い」とし、通常のエンテロウイルスの流行なら今後は収まっていくと指摘している。


引用元:
子供の原因不明のまひで調査 エンテロウイルス検出例も(産経新聞)