新生児の呼吸について
新生児の頃は、「ちゃんと呼吸しているかな?」「呼吸数が多いけど大丈夫?」と、ささいなことが気になりますよね。
あまり神経質に悩み過ぎないように、まずは大人とは違う新生児の呼吸の特徴を知っておく必要があります。新生児の呼吸について、ご紹介しますので、ご参考下さい!
新生児の呼吸の観察方法
新生児の呼吸の観察方法は、安静時に胸と腹の部分の動きを1分間計ります。呼吸数とともに無呼吸があれば、その時間を計っておきます。
また、呼吸数だけではなく、胸とお腹が同時に上下しているかどうか、うなり声やゼイゼイなど苦しそうな音が聞かれないか観察しましょう。
呼吸状態が良ければ、赤ちゃんはきれいなピンク色をしています。
新生児の呼吸の特徴
赤ちゃん 泣く .
正常な新生児の呼吸数は1分間に30〜60回程度です。大人が1分間に12〜20回なので、大人より早いです。腹式呼吸で、呼吸はおもに鼻からおこなっています。
新生児は呼吸中枢が未熟なために、正常な新生児でも呼吸リズムは不規則で、時折短い無呼吸がみられます。5〜10秒の無呼吸は、正常時でもみられることがあります。
呼吸が早い
新生児は、泣いた直後や授乳後は呼吸が早くなります。興奮したり、バタバタと手足を動かした後なども、一時的に呼吸が早くなります。
様子を見て、特に呼吸が苦しそうでなければ、問題ありません。抱っこして背中をとんとんと、たたいてあげるなどして、落ち着かせて様子をみましょう。
ただし、1分間に60回以上の呼吸が続き、顔色が悪く苦しそうであれば、病院を受診しましょう。
呼吸が不規則
呼吸器系の発達がまだ未熟なため、新生児の呼吸が不規則なことは普通にあることです。
生後2〜3ヶ月以降で規則的になることが多いですが、不規則な呼吸が続く場合は、感染症や呼吸循環系疾患などの疑いもでてきますので、病院での受診をおすすめします。
呼吸が止まる
新生児は、突然呼吸をしない無呼吸の状態が数秒続くこともあります。そして自然と呼吸が再開するので問題はありません。
しかし、新生児は呼吸中枢が未熟なために、無呼吸のまま呼吸停止に至る場合がまれにあります。無呼吸が20秒以上続くと心拍数が低下し、唇や顔色が青くなります。その場合は直ちに病院を受診しましょう。
新生児の呼吸障害
赤ちゃん 泣く .
新生児の呼吸障害は様々です。緊急を要する症状もありますので、もしものために知っておきましょう!
新生児の呼吸障害は、一過性の場合もありますが、呼吸障害が持続する場合や、唇や皮膚、爪が青紫色になっている場合は、救急医療施設で治療を受けましょう。
多呼吸
多呼吸とは、新生児が1分間に60回以上の呼吸数がある状態をいいます。
何らかの原因で、1回の呼吸でのガス交換が不十分で呼吸数を増やしています。ただし、新生児の呼吸は刺激や変化の影響を受けやすいので様子をみます。
陥没呼吸
陥没呼吸とは、息を吸った時に肋骨の下や胸の中央の胸骨の上などに陥没を伴う呼吸をいいます。
ただし、正常な新生児においても軽度の陥没呼吸をみることがあります。特に早産で生まれた赤ちゃんでおこることが多いです。
鼻翼呼吸
鼻翼呼吸とは、呼吸をするときに鼻孔が広がることをいい、呼吸が苦しいことを示す兆候です。 細菌やウイルス感染、気道閉塞などが考えられます。
呻吟呼吸
赤ちゃん 泣く .
呻吟呼吸とは、息を吐く時に「うめき声」や「うなり声」を伴う呼吸です。
これは息を吐く時に、声門を狭めて肺がしぼんでしまう事を防ごうとするために起こります。 出生直後に一過性の呻吟呼吸が聞かれることがあります。
シーソー呼吸
正常な呼吸は、胸とお腹が同時に上下しますが、肺の容量の減少などがある場合には、胸が上がるときにはお腹が下がるような呼吸運動となります。
このように胸とお腹が逆に動く呼吸をシーソー呼吸といいます。原因は気道の閉塞や異物の影響によるもの、喉の炎症などが考えられます。
呼吸障害が疑われる場合の検査
•胸部レントゲン:肺障害の程度、気胸、肺血流等の程度や増加の有無
•心臓超音波検査:先天性心疾患の鑑別
•頭部超音波検査:頭蓋内出血の鑑別
•血液検査:細菌感染症、代謝性疾患の鑑別
新生児の呼吸障害は進行が早く重症化することが多いので、十分注意が必要です。呼吸障害が心配な場合は病院を受診し、検査を受けましょう。
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赤ちゃん 泣く .
新生児の呼吸は不規則で、早くなったり、無呼吸になったりするものです。もしものときに備えて、小児救急電話相談の電話番号を控えておきましょう。
苦しそうか、顔色は悪くないかなど、冷静に状況を判断して、まず救急医療機関に電話をかけ、相談するなど、適切な対処をするように心がけましょう。
特に未熟児や早産で生まれた子は、呼吸中枢の発達が未熟で、呼吸が不安定なことが多いそうです。普段から呼吸が不安定で不安なときは、保健所や小児科などで相談すると、安心ですよ。
引用元:
新生児の呼吸の特徴は?新生児の呼吸数や新生児呼吸障害について(mamari)