男性の肥満は、生殖能力を下げてしまうようだ。
11万5000人のデータ
オーストラリアのアデレード大学を中心とする研究グループが、生殖と胎児に関する専門誌リプロダクティブ・メディシン誌オンライン版で2015年8月10日に報告した。
研究グループによると、母親の肥満が受胎能力や子どもの健康に及ぼす影響については多くの研究があるが、父親の肥満に関しての研究ははるかに少なく、その結果もさまざまだったという。
研究グループは、世界的な学術論文のデータベースから、肥満の男性と生殖能力について調べた30研究を選び、関連性を分析した。
分析対象となったデータベースは、具体的には「パブメド(PubMed)」「オービッド(Ovid)」「ウェブ・オブ・サイエンス(Web of Science)」「スコーパス(Scopus)」「シナール(CINAHL)」「エンベース(EMBASE)」というデータベース。
検証対象となった生殖能力とは、不妊に至る確率、妊娠や出産との関連性、胎児や子どもの発達、精子の量や形態および状態、DNA断片化、クロマチン凝縮、ミトコンドリア膜電位など。
分析対象となったのは、合計11万5000人だった。
不妊治療でも影響は表れる
分析の結果、男性の肥満が生殖能力を下げていると分かった。
不妊に至る確率が34%高く、生殖補助医療で妊娠に漕ぎ着けたとしても、妊娠が続かない確率は3倍近くに高くなっていると分かった。
肥満の男性では、精子の質低下の指標となるミトコンドリア膜電位の低下、細胞死を示すDNA断片化が起こっているほか、形態異常を示す精子の割合が多くなっていた。
研究グループは、男性も女性も、生殖能力を高める観点からも、健康的な体重と食事を維持することが重要だと見る。
注意すると良さそうだ。
文献情報
Hey dad, your health matters in fertility too
男性の肥満は、生殖能力を下げてしまうようだ。
11万5000人のデータ
オーストラリアのアデレード大学を中心とする研究グループが、生殖と胎児に関する専門誌リプロダクティブ・メディシン誌オンライン版で2015年8月10日に報告した。
研究グループによると、母親の肥満が受胎能力や子どもの健康に及ぼす影響については多くの研究があるが、父親の肥満に関しての研究ははるかに少なく、その結果もさまざまだったという。
研究グループは、世界的な学術論文のデータベースから、肥満の男性と生殖能力について調べた30研究を選び、関連性を分析した。
分析対象となったデータベースは、具体的には「パブメド(PubMed)」「オービッド(Ovid)」「ウェブ・オブ・サイエンス(Web of Science)」「スコーパス(Scopus)」「シナール(CINAHL)」「エンベース(EMBASE)」というデータベース。
検証対象となった生殖能力とは、不妊に至る確率、妊娠や出産との関連性、胎児や子どもの発達、精子の量や形態および状態、DNA断片化、クロマチン凝縮、ミトコンドリア膜電位など。
分析対象となったのは、合計11万5000人だった。
不妊治療でも影響は表れる
分析の結果、男性の肥満が生殖能力を下げていると分かった。
不妊に至る確率が34%高く、生殖補助医療で妊娠に漕ぎ着けたとしても、妊娠が続かない確率は3倍近くに高くなっていると分かった。
肥満の男性では、精子の質低下の指標となるミトコンドリア膜電位の低下、細胞死を示すDNA断片化が起こっているほか、形態異常を示す精子の割合が多くなっていた。
研究グループは、男性も女性も、生殖能力を高める観点からも、健康的な体重と食事を維持することが重要だと見る。
注意すると良さそうだ。
文献情報
Hey dad, your health matters in fertility too
引用元:
男性の肥満、生殖能力を下げる(Medエッジ)