【ニューヨーク時事】米国がん協会は20日、マンモグラフィー(乳房X線検査)による乳がん検診の推奨年齢を40歳から45歳に引き上げる新たな指針を公表した。日本では現在、40歳からの検診を勧めている。
 マンモグラフィー検診をめぐっては、がん患者でなくても陽性と判定されるリスクなどが指摘され、同協会は「(検診の)利益と不利益のバランスを図った」と説明している。
 新指針は、45〜54歳に年1度、55歳以上に2年に1度の検診を推奨。40〜44歳に対しては、年1度の定期的な検診を積極的には勧めないとの立場を取った。ただ、米国では乳がん検診の開始時期に関し、さまざまな見解がある。 

引用元:
乳がん検診、45歳に引き上げ=米協会が新指針(時事ドットコム)