子宮頸(けい)がんワクチン接種後の体調不良を訴える女性や家族らでつくる「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」は18日、山梨支部を発足させた。同支部代表の望月千鶴さん(44)=身延町=は、接種後に歩行困難などの症状に苦しむ次女で高校2年生、瑠菜(るな)さん(16)と甲府市内で記者会見し、「苦しむ子どもを増やさないために声を上げて、被害者の掘り起こしにつなげたい」と話した。


 国は2010年から接種の公費助成を開始。13年4月から定期接種の対象としたが、健康被害の報告が相次ぎ、積極勧奨を控えている。県内の各市町村は10年以降、接種費用の一部か全部を負担している。

 瑠菜さんは10年から計3回接種。中2の頃から頻繁に頭痛や体の痛みに襲われ、昨年8月に突然、歩けなくなった。整形外科や脳神経外科に通ったが、原因は分からなかった。

 今年3月、リハビリで通う病院で接種による可能性を指摘され、気づいたという。「原因も分からず不安に思っている子がまだいるはず。一緒に闘いたい」。同支部では、関係機関に健康調査や原因究明を求めていく。

 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会によると、県内で把握されている被害者は瑠菜さんを含め3人。相談などは同連絡会(電話042・594・1337)。【藤渕志保】


引用元:
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会:「苦しむ子ども増やさない」 山梨支部が発足 /山梨(毎日新聞)