男性の育児参加を促そうと、秋田市が独自の父子手帳「パパと○○ちゃんのおもいでぶっく」を作成し、9日から配布を開始した。希望者は、市役所を始め、母子健康手帳を交付している市内10カ所の窓口で受け取れる。
 父子手帳は母子健康手帳と同じA6判で32ページ。子育ての知識をまとめた父子手帳が多い中で、若手職員や市内の父親からの声を生かし、自分で書き込むスペースを多くしたのが特徴だ。
 「こんなパパになります!」という「パパの誓い」のページや、妊娠中の気持ちを記録する欄、1日のタイムスケジュールや家族の将来計画を書くページ、名前の由来を書く欄など、母子手帳にはないユニークなページが並ぶ。
 子ども総務課の担当者は「手帳に書くことを通じて、育児への参加や働き方を見つめるきっかけにしてほしい」と話している。
(朝日新聞 2015年10月15日掲載)




引用元:
育メンに“父子手帳” 秋田市が配布(朝日新聞)