流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)のワクチンが全国的に品薄になっている。接種希望者が想定を上回っているためで、製薬各社は各医療機関へ品不足について通知を始めた。品薄状態は来週から11月下旬にかけて解消していく見通しという。

 ワクチン不足を受け、首都圏などではおたふくかぜの接種を休止する医院も出始めている。おたふくかぜは任意接種だが、近年は一部または全額を助成対象とする自治体が増加。このため、製薬業界関係者は、予防接種の希望者が増えた可能性があるとみている。

 おたふくかぜのワクチンは、製薬会社が前年の接種状況などを基に、毎年需要予測を立てて生産する。製造に時間がかかるため、急な品薄への対応が難しいという。大手製薬会社は「品薄になった原因は不明だが、需要が例年より高まり、9月末から供給が追い付かなくなった」と説明している。


引用元:
おたふくかぜワクチン品薄=11月下旬にかけ解消へ(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版‎)