全国平均や目標値を下回っている新生児集中治療室(NICU)や小児集中治療室(PICU)、療養病床などについて、横浜市は12日までに、横浜北部二次保健医療圏で133床の病床を優先的に配分する方針を明らかにした。県保健医療計画の基準を下回ったため、事前協議を受け付けるという。【新井哉】

 周産期医療をめぐっては、「よこはま保健医療プラン2013」で、低出生体重児の割合の増加に加え、夜間の対応が困難であることや医師の高齢化により出産の取り扱いを休止する医療機関があることに触れ、「出産に対応する施設が減少している」と指摘。周産期救急医療を担う病院に正常出産を含む分娩が集中する傾向にあり、病院勤務医の負担が大きくなっているという。

 こうした状況を踏まえ、横浜市は新生児集中治療室を増床することを目標として提示。小児医療についても、県保健医療計画で、高度な専門医療を提供する小児集中治療室を持つ病院の整備といった重篤な小児患者への医療提供体制の整備の必要性を挙げている。

 また、療養病床は人口当たりの病床数が全国平均の半分以下となっているため、優先的に配分。緩和ケアの施設数と病床数についても、全国平均を下回っているため、優先するという。

 病院や診療所の設置や増床の希望者が対象で、来年11月末までに病院などの開設許可(変更許可)申請を行う事業計画であることが条件。11月30日まで申し出を受け付ける。



引用元:
新生児・小児集中治療室に病床を優先配分へ- 横浜市、北部二次医療圏で(キャリアブレイン‎)