久慈市中の橋の竹下産婦人科医院(竹下敏光院長)は、来年3月末でお産の取り扱いをやめる。深刻な医師不足の中で周産期医療を守ってきた竹下院長(63)だが、「体力の限界」と苦渋の決断をした。久慈地域でお産に対応できるのは同市の県立久慈病院のみとなり、同病院は産科医療の中核を担う二戸市の県立二戸病院と連携して体制の見直しを図る。市は県医療局などに体制維持を求める。
竹下院長は県立久慈病院勤務を経て1991年3月に同医院を開業。近年は昼夜を問わず年間300件ほどのお産に対応してきたが、「以前のようにお産を扱う先生が少なくなった。体力的につらいものがある」と語る。
一方で「医師をやめるわけではない。産科医は守っていかなければならない」とし、来年4月以降も県立久慈病院の負担を減らすため、妊娠34週までの妊婦健康診査や内科、小児科診療を継続する。
引用元:
お産の取り扱い中止、地域に危機 久慈の竹下医院 (岩手日報 )