ダイエット中に限らず、無性に「ああ、あれが食べたい!」という衝動に襲われた経験をもつ人は、多いのではないでしょうか。

「食べたい!」衝動の理由
人間の身体は、足りない栄養素があるとき、それを補給しようと、記憶にある食べ物に手が出るようにできているのだそうです。

だからといって、チョコレートが欲しい時は、安心してチョコレートを好きなだけ食べて......を繰り返せば、後悔する羽目に陥るのは必至。

では、身体の要望にも耳を傾け、後悔もしないで済むには、どうすればいいのでしょうか。

そう、不足している栄養素を、別な食物から摂取すればよいのです。

例えば、「The Healers Journal」の記事によれば、欲しくなる食品と、足りない栄養素、代替の利く食品は次の通り。

チョコレートが食べたいとき
チョコレートが欲しい時、不足しているのは、マグネシム。チョコレートが欲しくなったら、ナッツなど種実類で代替するのが正解です。野菜や果物も進んで口にしましょう。酸っぱいものが欲しい時も、不足しているのはマグネシムなので、同じことが言えます。

スナックが食べたいとき
脂っこいスナックや揚げ物が欲しいとき、身体が欲しているのはカルシウムです。ブロッコリやケールなどのアブラナ科の野菜や、チーズ、ゴマなどを食べるといいでしょう。炭酸飲料が飲みたい時も同様です。

塩辛いものが食べたいとき
無性に塩辛いものが欲しい時は、身体はやはり塩化物を必要としています。塩を摂るなら、未精製の海の塩を選びましょう。食品なら、ヤギのチーズや魚が良いそうです。

生理前の食欲の一因
女性の大半が経験したことのある、生理前の「渇望食欲」は、亜鉛不足が原因のことが多いようです。亜鉛を含む牡蠣をはじめとした魚介類、葉菜、根菜をしっかり摂りましょう。その他には、レバー(豚、鶏)や、カシューナッツや、アーモンド、大豆製品にも含まれています。

食べ過ぎ防止にとりたい食品
他、とにかく食べ過ぎてしまう人は、ケイ素、トリプトファン、チロシン不足が考えられます。何にでも手を伸ばす前に、ナッツやゴマなどの種実類、チーズ、羊肉、葡萄、サツマイモ、ホウレン草、ヴィタミンC、緑黄色野菜を意識的に摂ると良いかもしれません。

甘いものが欲しくて仕方がない人は、クロム、炭素、リン、硫黄、トリプトファンなど複数の栄養素不足があり得ます。上の食品に、さらにに、フレッシュフルーツや、卵、乳製品、乾燥豆を加えてみてください。

身体の記憶を塗り替えてダイエット
欲しくて仕方ないものを、他のもので置き換えることで、恒常的なダイエット効果も期待できます。

というのも、Monell CenterのMarcia Pelchat教授によれば、

無性に食べたくなる衝動は、普段食べている食品に対して起こります。ですから普段食べるものを他のもので置き換えれば、衝動対象も変わるのです。

「The Healers Journal」より翻訳引用

とのこと。

実際、研究によれば、「代替食品を摂り始めて5日目には、最初に欲しいと思った食品への衝動はかなり減り、2週間もたてば、ほとんど衝動は収まってしまう」そうです。

身体がこれらの代替食品を覚えれば、次にマグネシウムが足りなくなった時には、チョコよりもまずナッツが欲しくなるかもしれません。

身体に無理なくできる代替食品ダイエット。衝動に駆られて特定の食物に手が伸びてしまう前に、上のリストを思い出し、ぜひ習慣にしたいものです。



引用元:
生理前の食欲増加防止に摂りたい食べ物(取材 (登録)‎)