待望の赤ちゃんと対面し、希望に満ち溢れた生活。そのはずなのに、何となく気持ちが優れない。幸せいっぱいのはずなのに、なんだか悲しい。出産を終えたママの中には、自分の中のそんな感情に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

このような症状の原因として疑われるものに、「マタニティブルー」と「産後うつ」があげられます。この2つの違いと、その解消法についてご紹介していきます。

■産後数日で収まるマタニティブルー

出産した女性のうち、半数近くは産後2〜3日にマタニティブルーの症状が現れるといわれています。情緒不安定になったり、眠れなかったり、気持ちが落ち込んだり、イライラしたりといった症状です。産後5日ほどでこの症状がピークを迎え、10日ほどで解消するので心配はありません。

胎盤が体外に出ることで女性ホルモンの分泌量が急激に変化することなど、生理的な要因によって引き起こされます。誰にでも起こりうる症状なので、無理に明るく振る舞ったりせず、自然に過ごしましょう。夫や親、友人、医師などに相談することで気持ちがラクになるケースもあります。相談を受けた人は力づけようとするのではなく、ゆったりと話を聞いてあげることが大切。間違っても「ママになったのにそんなこといっててどうするの!」などと、責めるような言葉をかけてはいけません。

◼︎時間が解決してくれない産後うつ

一過性のマタニティブルーに対し、産後数か月たっても気分が落ち込む状態が続く場合、「産後うつ」が疑われます。不安や緊張、罪悪感、無力感が続いたり、眠れなかったり、頭痛や疲労感などの身体症状を伴うケースもあります。「私のようなものが母親でいいのか」「私がダメな母親だからミルクをあまり飲んでくれないんじゃないか」など、子供に関連した心配を口にするのが特徴です。

「産後うつ」は単に気持ちの問題ではなく、れっきとした病気です。自分だけで治すことは難しいので、夫や友人など周囲の人がサポートしてあげましょう。軽度な産後うつは家族の支えによって、自然に改善していくケースも少なくありません。いつまでも改善しない場合や重症化している場合は、投薬やカウンセリングなどの適切な対処を受けましょう。

【まとめ】
初めての子育てを経験するママには、想像以上に大きなストレスがかかっています。姉の子供を何人も見てきた筆者も、自分の子供と産院で夜中に初めて二人きりになった日は、不安で仕方がありませんでした。ましてやそれまで子供とかかわった経験の少ない人は、不安で当たり前だと思います。

母親のうつ病は、子供の精神的発達に悪影響を及ぼすことが知られています。自分のためだけでなく、大切な赤ちゃんの健やかな成長のためにも我慢は禁物です。産後うつは再発の可能性もあることが知られているので、治ったと思っても油断せず、気持ちが落ち込んできたと感じたらすぐに専門医に相談しましょう。


引用元:
我慢しないで。産後うつとマタニティブルーの違い(ママスタセレクト)