妊娠中は食事も運動も大切になってくる。両方に気をつけるとなお良い。
過剰な体重増加に至る危険性を20%低くするという研究報告が出ている。
過去のデータをまとめて分析
タイのコーン・ケーン大学の研究グループが、世界の研究報告の評価を扱っているコクラン・ライブラリー誌オンライン版に2015年6月15日に報告。2012年の報告内容を更新するものとなっている。
研究グループによると、データベースに基づいて、条件でグループ分けして追跡調査する研究である「ランダム化比較試験(RCT)」65件の情報を収集。このうち49件の研究に参加していた1万1444人の女性のデータを分析した。
研究では食事を工夫したり、運動を工夫したり、食事と運動の組み合わせで工夫したりして、その効果を検証していた。
試験結果に偏りが出そうなデータは除くようにしている。
高血圧も3割低く
ここから食事、運動、または両方について工夫をすると、過剰な体重増加のリスクを2割低くできると計算された。研究結果の信頼性は高いと研究グループは判定している。
さらに、母親の高血圧についてもリスクは30%低くなり、帝王切開も5%減少。子どもの巨人症も7%減っていた。子どもの呼吸窮迫症候群という病気についても減少すると分かった。
妊娠中は食事と運動に心掛けるのが幅広い効果をもたらすようだ。
文献情報
Muktabhant B et al. Diet or exercise, or both, for preventing excessive weight gain in pregnancy. Cochrane Library 15 JUN 2015 [Epub ahead of print]
引用元:
妊娠中は食事も運動も大切に(Medエッジ)