フランスの幼稚園ではランチがコース料理としてサーブされます。目的は、小さな頃から食事のマナーをしっかり身につけるため。人と人との繋がりは食を囲むことで強化されるというのはどこの国でも同じようです。
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そこでしっかりした振る舞いができることは、一人前の大人として見なされるための必須であり、フランス人のしつけの一部としてあります。
食育って奥深い!
コース料理といっても小さな子どもたちが食べるお食事ですから、栄養価が高く、素材の味を生かすシンプルなものが多いのが特徴。それぞれの食材が持つ独特の味わい、香り、食感といったものを実感できるような調理法にこだわることで味覚の発達を促します。
幼稚園の先生が強調された点の中に、盛り付けの色合いがありました。「色彩感覚は、日々の食卓における小さな積み重ねを通じても訓練される」とのこと。先生方のお話を伺ってみて、食育がいかに奥深いものであるのか実感しました。
小さな晩餐会でフルコースを堪能
メニューの一例を挙げると、ひよこ豆と野菜のスープから始まり、モッツレラチーズとトマトの前菜、続いてメインとなるハンバーグと人参やインゲン豆のソテー、デザートにミルクプリン…といった感じです。これにパンとヨーグルトがついてきますが、さすがは世界に誇る農業国だけあり、ヨーグルトはほぼ毎日、チーズも頻繁に登場します。
小さな子どもたちですから好き嫌いもさまざま。でも、嫌いなものを無理してまで食べさせるということはないようです。「食事は楽しむもの。まずは自分がおいしいと思うものから喜んで食べる」というのが基本だとのことです。
テーブルマナーは人としての基本のマナー
フランス社会に入ってまず気が付くのが、子どもと大人の世界が明確に線引きされていること。そこで一人前の大人として扱われるには、それなりの立ち振る舞いが要求されます。
その中でも生活の基本となる食事のマナーの重要性は別格。
小さな子どもといえども食事中に騒いだりすることはご法度で、年中さんぐらいの年齢になると先生から厳しい注意を受けることもあります。そのためか、フランスのレストランでは大騒ぎしている子どもを見かけることはめったにありません。こんなところにも、幼稚園での訓練の成果が発揮されているようです。
栄養価の高いものをおいしく、マナーをわきまえていただけるようになることは、しっかりとした大人への登竜門。幼稚園から「コース料理」として実践されるなんて、すてきですね。
引用元:
コース料理も当たり前? フランスの幼稚園のランチ事情(excite)