子宮頸けいがんワクチンを接種した女子中高生らに体の痛みなど重い症状が出ている問題で、厚生労働省は24日、定期接種になる前の任意接種で健康被害を受けた11人に医療費などを支給する方針を決めた。

 医療費の自己負担分や医療手当(月額3万4000〜3万6000円)を給付する。

 同日、厚労省の専門部会が協議した結果、対象の11人について、「接種との因果関係が否定できない」と判断した。このうち3人は支給が決定。8人は追加資料の提出を求めたうえで正式決定する。

 同ワクチンは2013年4月に定期接種となった。健康被害の救済申請の窓口は、定期接種前の任意接種を独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(PMDA)、定期接種後を厚労省が担当。厚労省は今月18日、定期接種後の被害の救済手続きを始


引用元:
子宮頸がんワクチン被害、任意接種11人も救済(読売新聞)