2015年9月14日、中国の精子バンクがネット上に掲載した「精子提供者募集」の広告に、ネットユーザーが大注目している。16日付で中国紙・長江商報が伝えた。


14日、中国版ライン・微信(ウィーチャット)に、湖北省人類精子バンクの公式アカウントが精子提供者を募集する広告を掲載した。そこには「iPhone 6sを買うために腎臓を売る必要はもうありません。精子を提供して簡単にiPhone 6sを手に入れよう」と書かれていた。その後、上海仁済医院人類精子バンクや上海人類精子バンクも微信に同様の広告を出した。

広告によると、「22〜45歳の健康な男性で40ミリリットルの精子を提供してくれた方に国家が5000元(約9万円)の謝礼を支払います」とある。中国で発売されるiPhone 6sの価格は5288元(約10万円)だ。この広告には「iPhone 6sをえさに精子提供者を募るのは何か間違ってる気がする」という否定的な意見が寄せられているが、「魅力的な広告。今すぐ提供したい」という声も多く、その宣伝効果が早くも表れているようだ。(翻訳・編集/本郷)

引用元:
「精子を提供してiPhone 6sを手に入れよう!もう腎臓を売る必要はありません」=精子バンクの広告に賛否両論―中国(livedoor‎)