初めての出産・育児を経験し、子どもとの生活に慣れてきたころにママたちの頭をかすめるのが、「2人目」をどうするかという問題。
「きょうだいがいたほうがいい」となんとなく思っていても、子育ての負担や金銭面、夫婦関係など考え出すと、なかなか結論が出せないものです。
その中でも育休中のママたちを悩ませるのが、「2人目妊娠のベストタイミング」。
職場復帰後すぐに2人目を妊娠したら周囲に迷惑をかけてしまうし、かといって間隔をあけるといつまでたっても時短勤務。いっそのこと育休中に2人目を妊娠して育休を延長したほうがいいの……?
「AERA with Baby2015年10月号」では、女性活用ジャーナリストで、現在2人目のお子さんを妊娠中の中野円佳さんに、「仕事と2人目」についてのアドバイスを聞きました。
* * *
2人目の育休を取得するとなると、「職場にまた迷惑がかかるのでは?」「自分のキャリアはどうなる?」と心配するママは少なくありません。
確かに職場との兼ね合いは難しいですよね。男性が多い職場ならなおさらのこと。
でも、周りに遠慮してあれこれ考えすぎると、いつまでたっても2人目は産めなくなりますよ。
自然な流れに任せましょう。
例えば1人目が小学生になったタイミングでと考えると、最長で保育園に12年間通うことに。それはそれで大変です。
■早めに復帰して、上手にアクセルを踏んで
逆に保育園や職場のことを考慮して2人目の育休を続けて取る方もいますが、仕事をしない期間が長くなると復帰しづらくなることも。
1人目の育休ではなるべく早めに復帰してブランクをあけないほうがベターです。
復帰後はパパなどに協力してもらって、週1回は残業をするとか、数カ月間のプロジェクトだけは全力を注ぐなどして、上手にアクセルを踏んでいきましょう。
そうすれば、周囲からも頑張りが認められるので、1年くらい仕事をすれば、2人目の育休を取得しやすくなるはず。
出産後に「第一線」の仕事から外れてしまう、いわゆる「マミートラック」に悩むママもいます。
ただ、長い目で見れば第一線から外れている期間は短いもの。
「今は育児優先」と上手に気持ちを切り替えることも大切。
私も現在2人目を妊娠中です。
転職直後に妊娠がわかったのですが、転職する前に上司に2人目のことを相談していたので、理解を得ています。
ママが働きやすい職場に転職する手もあります。
会社に遠慮して数年後にと計画を立てても、産めなかったときに会社が何かをしてくれるわけではありません。
授かったときがベストタイミング、と割り切ってしまうことも必要かもしれません。
中野円佳(なかの・まどか)
大学卒業後、新聞社入社。2012年に第1子出産。15年から株式会社チェンジウェーブに参画。著書に『「育休世代」のジレンマ 〜女性活用はなぜ失敗するのか?〜』(光文社新書)
引用元:
育休ママの「2人目」妊娠、ベストタイミングはいつ?(dot.)