【ワシントン=三井誠】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の米宇宙飛行士スコット・ケリー氏(51)は14日、通信回線を通じ、地上にいる双子の兄で元宇宙飛行士のマーク・ケリー氏とともにワシントン市内で記者会見した。

 2人は遺伝情報が同じ一卵性双生児。血液のデータなどを比較し、無重力による遺伝子の働き方の変化や、健康への影響を調べるユニークな実験を行っている。実験は約1年間の予定で、スコット氏の長期滞在は折り返し点を迎えた。

 ISSのスコット氏は「ロシアの宇宙船で1年以上にわたり滞在した例はあるが、実験設備が整ったISSで(これだけ長期にわたる)調査はない」と意義を強調。米航空宇宙局(NASA)はこうしたデータを、将来の火星有人探査に生かす。


引用元:
宇宙の弟と地上の兄、双子で遺伝子影響など実験(読売新聞)