アルコールを多く飲むほどに、乳がんリスクは高まっていくようだ。
6年以上、追跡調査
米国ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生学部のスンヨン・チョン氏らの研究グループが、疫学分野の国際誌インターナショナル・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー誌オンライン版で2015年8月28日に報告している。
研究グループは、アルコールと乳がんの関連について検証した。
対象としたのは、108万9273人の女性で、6年から8年追跡している。
注目したのは、女性ホルモンへの反応をしやすい人としにくい人。乳がんは、女性ホルモンの影響を受けると分かっている。女性ホルモンであるエストロゲンを受け取る「エストロゲン受容体」のある場合とない場合で反応が異なる可能性がある。
今回の対象者の中では、エストロゲン受容体を持っている陽性の乳がんだったのは2万1624人、持っていない陰性の乳がんだったのは5113人だった。
女性ホルモンへの反応によらず
アルコールを取る量が多いほど、エストロゲン受容体の陽性と陰性によらずに乳がんのリスクは高まると分かった。
アルコールを取る量が1日当たり30g以上の場合、0gの場合と比べると、エストロゲン受容体陽性ときは1.35倍、陰性のときは1.28倍だった。ビール、ワイン、リキュールでほとんど変わらなかった。
飲むのが好きな人は知っておくと良いかもしれない。
引用元:
アルコールで乳がんリスクが高まる、米国ハーバード大が報告(Medエッジ)