口で呼吸する癖があると病気にかかりやすくなるというのは有名な話。鼻がつまっているわけでもなさそうなのに、口で呼吸している赤ちゃんが心配だというお母さんからの相談に対して、看護師さんたちはどんなアドバイスをしているでしょうか。

■ママからの相談:「赤ちゃんの口呼吸が気になります」



『まだ赤ちゃんですが、先日寝ているときに、寝息が大きくいびきみたいに聞こえるのがとても気になりました。鼻水などは出ておらず、鼻がつまって苦しそうな様子もないのですが、見ていると、口で呼吸をしています。このまま口呼吸が普通になってしまうのではと、とても心配です。特に鼻の症状などはないのに、寝息が大きく、口呼吸をしているというだけでは、病院にかかるのもどうかと思っています。どうしたらよいのでしょうか。(40代・女性)』



■鼻呼吸していないようなら耳鼻科受診も検討を



口呼吸だと、通常、鼻粘膜でブロックされるはずの有害なものを直接吸い込んでしまい、さまざまなリスクが。赤ちゃんが普段鼻呼吸しているかどうかをチェックし、していないようなら鼻のトラブルの有無を検査することも視野に入れましょう。

『一般的に1歳未満の赤ちゃんは、おっぱいやミルクを飲むために、口呼吸ができません。口呼吸の原因としては、やはり、鼻がつまっていると考えられます。授乳のときには、鼻呼吸しているでしょうか?赤ちゃんが寝ているときに、鼻の下にティッシュをかざして鼻呼吸しているか確認してください。もししていなければ、耳鼻科で鼻のつまりがないか、鼻の疾患がないか検査してもらってください。(産科看護師)』



『人は、鼻呼吸することで、鼻の粘膜によって、細菌やウイルスの侵入を防いだり、空気が暖められることで、気管支への刺激を防ぎます。しかし口呼吸ですと、細菌やウイルス、ホコリを吸い込みやすく、アレルギーや感染の原因にもなります。また、口の中が乾燥することで、味覚障害を起こしたりします。(産科看護師)』



■おしゃぶりを使った鼻呼吸トレーニング



鼻呼吸の癖をつけるのに、おしゃぶりの使用が有効だというアドバイスがありました。おしゃぶりにもメリットデメリットがありますが、まずは病気予防の観点から、自然に鼻呼吸を身につけるために検討してみてはいかがでしょうか。

『早く鼻呼吸に移してあげたいときにはおしゃぶりを使うことをおすすめします。おしゃぶりをくわえておくことで鼻呼吸をする機会を増やし、自然と鼻呼吸ができるようになります。『おしゃぶりの癖がつくのでは』と心配する人もいるでしょうが、風邪を繰り返すよりはよいでしょう。もし癖がついても、それは後から改善させることができますので、まずは病気の予防を第一に考えたいものです。(看護師)』



赤ちゃんの口呼吸が気になる場合、鼻の疾患が隠れていないか耳鼻科受診を検討するのがよいかもしれません。口呼吸には健康上のデメリットが大きいため、できるだけ早く鼻呼吸を身につけさせてあげるのがベスト。そのために、おしゃぶりを使用するのも一つの方法です。




引用元:
寝ている赤ちゃんの口呼吸が心配・・・どうしたらよい?(マイナビニュース)