ドラマでありがちなのが、妻が「うっ」と口を押さえてトイレに駆け込み、夫が「おまえ、まさか……」と妊娠が発覚……というシーン。


妊娠が判明すると嬉しくて大喜びする場合は多いものですが、それとともにやってくる嬉しくない症状が“つわり”。女性たちは、いつどのような症状を経験しているのでしょうか?


そこで今回は、エムティーアイが運営する女性向け健康情報サイト『ルナルナ』が行った「つわりについての調査」の結果をお伝えすると共に、つわりの症状を和らげる方法をご紹介します。





■つわりの経験ありは92.8%


調査は、『ルナルナ ファミリー』サイトのユーザー 3,198名を対象に行われたもの。


まず、「つわりの経験はある?」と尋ねると、「ある」と答えた人が圧倒的で92.8%。「ない」というラッキーな人は7.2%でした。




次に、「つわりの期間はどのくらい?」という質問では、始まった時期の1位が「妊娠4〜5週」(40.0%)、2位「6〜7週」(30.1%)で、この2つが7割を占めました。


収まった時期1位は「妊娠16〜19週」(33.2%)、2位は「妊娠12〜15週」(28.6%)。平均的にみると、大体つわりが8〜15週間続き、安定期に入るころに落ち着くという場合が多いようですが、中には「出産まで続いた」(6.3%)というケースも……!





■つわりの症状1位は「胸やけ・むかむか・胃もたれ」


気になるつわりの症状ですが、「つわりの症状にはどんなものがあるの?」(複数回答)と聞くと、1位が「胸やけ・むかむか感・胃もたれ」(78.9%)。2位は「吐き気、おう吐」(77.3%)、3位が「においに敏感になる」(67.2%)でした。


「つわりで一番つらかったこと」に関しては、吐き気やおう吐感で「1日中船酔いしているような感覚」。


また、ニオイに敏感になり、「夫のにおいが嫌になって、介抱してくれているのに“臭い!”といってしまった」「加齢臭。オジサマ達とすれ違うのが怖かった」などという経験談が出ました。





■つわりに対応する方法とは


妊娠中つわりを完全に避けることは困難ですが、症状を和らげる方法はあります。海外の子育てサイト『Parents』の記事を参考に幾つかご紹介しましょう。


(1)爽やかな香りを嗅ぐ


つわりの時期は、体臭やゴミの臭いなど“悪臭”への敏感度が大幅にアップ。レモンやオレンジなどの柑橘系の香りが効く場合もあるそうですので、フレッシュな香りのアロマオイルを持ち歩くのもいいアイデア。


(2)水分を多く摂取する


つわりによるおう吐で脱水症状が起こり、なおさら気分が悪くなったり、イライラすることが多くなったりするそうです。水は常に携帯して、こまめな水分補給をお忘れなく!


(3)食べられないものを無理に食べない


いくら栄養価が高くても「特定の食べ物がダメ」という場合、無理に食べるとなおさら気持ち悪くなります。抵抗なく食べられて胎児に危険がないものを食べましょう。





以上、つわりに関しての調査結果と、つわりを和らげる方法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?


つわりは千差万別ですが、ひどい場合はかかりつけの産婦人科医に相談することもお忘れなく! 


引用元:
妊婦の92.8%が経験!苦しい「つわり」の症状とやわらげる方法3つ(BIGLOBEニュース)