「5つの食品群を過不足なく食べる」

 妊娠中の女性に対しては推奨量があるものの、守られていないと、注意喚起が出ている。

勘違いが多い
 オーストラリア、アデレード大学のレンカ・マレク氏らの研究グループが、健康や栄養の分野の国際誌であるパブリック・ヘルス・ニュートリション誌において2015年8月14日に報告している。

 研究グループは、オーストラリア国内の妊婦850人以上を対象として、食事の習慣を検証している。

 5つの食品群について、果物を1日当たりの推奨量を取れている妊婦は56%、乳製品を取っている妊婦は29%にとどまっていた。野菜、穀物、赤身肉の食品群に至っては10%未満となっていた。

 研究グループが問題視するのは、妊婦の61%が「自分は健康的でバランスの良い食事を取っている」と考えていたところ。

推奨量に満たない人に特徴
 推奨量を取れていなかった妊婦の特徴としては、外国生まれ、妊娠前にあまり運動していなかったという条件に当てはまると、果物と乳製品を推奨量取っていない傾向があった。

 妊娠中にたばこを吸っていた人、妊娠前に太り過ぎだった人、世帯収入が低い人は果物を取っていない傾向にあった。都市部で暮らしている女性は、野菜を取っている人が少なかった。

 健康的な食事についての認識を深めて、妊娠中の栄養の水準を満たせるようにすべきと研究グループは考えている。

 国は違えども、日本でも置かれる状況に大きな差がないとすれば、注意すると良さそうだ。

文献情報
Pregnant women not following nutrition guidelines.



引用元:
「妊娠中の食に不足あり」、オーストラリアで問題視(Medエッジ)