プラスアールはこのほど、「妊娠・出産・育児に関する住みやすい街ランキング」を発表した。




妊娠・育児をきっかけに引越しをしたことがあるか


同社は、主に妊婦を対象にした調査「妊娠〜育児に関する引っ越しについての調査2015」を実施。その結果、妊娠・育児をきっかけに転居を考えている人が7割以上にのぼることが判明した。

今回発表された「妊娠・出産・育児に関する住みやすい街ランキング」は、東京都・大阪府・福岡県・愛知県・北海道のエリア別に認可保育園・公立幼稚園・産婦人科・小児科・公園の数・待機児童の数をもとに点数をつけ、算出された。

東京都内で最も妊娠・子育てにおける充実度が高かったのは「千代田区」だった。同区は特に公園の充実度が高く、待機児童数も比較的少なめとなっている。2位にランクインした「港区」では、出産・入院費が最大60万円まで助成されるとのこと。3位の「日の出町」では、"次世代育成クーポン"として月に1万円の助成がある。




東京都内におけるランキング


大阪府でトップとなった「守口市」は、施設充実度が平均して高い水準となった。4位の「藤井寺市」では、子育てマップの公開など、自治体独自の取り組みが活発に行われているとのこと。5位の「富田林市」では、助成制度が比較的充実しているという。




大阪府内におけるランキング


福岡県内では「福岡市」が1位となった。同市では、都市圏でありながら待機児童数が0人であり、病院や保育園等の施設も充実しているという。4位の「福津市」では、"子どもを生み育てやすいこどもの国"として、子育て情報提供を率先して提供している。




福岡県内におけるランキング


北海道では、保育園や小児科数が道内でもトップクラスの「小樽市」が1位だった。2位は、第一子3万円、第二子5万円、第四子以降は50万円分の商品券が受け取れる「安平町」、3位は自然が多い「石狩市」だった。

愛知県では子供の医療費助成が18歳までの「犬山市」が1位。2位には妊婦・乳児検診を無料で受けられる「清須市」、3位には観光施設も多い「常滑市」がランクインした。


引用元:
東京都で最も妊娠・子育てしやすい地区は? 2位に港区、23区外もランクイン(マイナビニュース)