ニューデリー(CNN) インド東部オディシャ州の病院で約2週間に50人以上の子どもが死亡し、当局が調査に乗り出したことが3日までに分かった。死亡した子どもの多くは新生児だという。
オディシャ州のシシュー・バワン病院で8月21日に2件の死亡が報告された。病院の責任者によれば、それ以降、52人の赤ちゃんが死亡している。同地はインド南東部でも、新生児の複雑な健康問題を専門とする小児科の委託病院が少ない地域のひとつだ。
中央政府から保健当局のチームが現地入りし調査を行っている。
同病院は患者であふれかえっている。416床ある病院だが、毎日平均して少なくとも450人の子どもをオディシャ州やその周辺の州から受け入れる。そのうちの少なくとも50人が集中治療を必要としているという。
過去数日の赤ちゃんの死因の多くは、出産時に十分な酸素を得られなかった新生児仮死だったという。
インドのモディ首相によれば、約5万人の母親と130万人の新生児が毎年、出産中もしくは出産後すぐに死亡している。
保健当局によれば、インドの新生児の死亡率は現在、1000人当たり29人。インドは向こう15年で、1000人当たりの人数を、ひとけたにすることを目指している。
当局によれば、世界各地で280万人の新生児が出産時に死亡しているが、インドはこのうちの70万人を占める。国連児童基金(ユニセフ)の専門家によれば、インドの5歳児以下の死亡率も深刻で1000人当たり49人に達する。
新生児の健康状態のほかにも、識字率の低さや貧困、不十分な公衆衛生や栄養状態が高い死亡率につながっている。
インドは1990年から2013年の間に5歳未満の子どもの死亡率を大きく引き下げたが、それでも、ナイジェリアやパキスタン、中国などと並んで、新生児や子どもの死者数が多い国のひとつである。
引用元:
短期間に赤ちゃん52人死亡、当局が調査へ インド東部(CNN)