コーヒー好きな人に朗報だ。いつもは「飲み過ぎ!」と言われるであろう、“コーヒー1日5杯”という量。これからは「たくさん飲んでいいよ!」と言われるかもしれない。がん予防に効果があるというのだから。

■日本人は1日平均1.59杯のコーヒーを飲む


 日本人は1日あたり、どれぐらいのコーヒーを飲んでいるのだろうか。

 2014年に国内で1週間に飲まれたコーヒーは1人平均11.13杯という調査結果がある(※1)。これを1日当たりに換算すると、1.59杯になる。国内の消費量は年々増えていて、この数字は過去最多で、コンビニエンスストア店頭でのいれたてコーヒーが人気を奏し、消費量を底上げしているようだ(※2)。

 とはいえ、それほど、目立って多い数字ではない。健康志向の強い日本人は、コーヒーの飲みすぎは、カフェインを取り過ぎたり、胃によくないということも知っているので、適度な量を飲むのだろう。

■1日コーヒーを5杯飲むと乳がんリスクが減る


 1日1杯ちょっとしか飲まない日本人には、少々厳しいハードルなのかもしれないが、がんの予防につながる調査結果が明らかになった。

 スウェーデンのカロリンスカ研究所で、オウ・ジムキョン氏らの研究チームが20年間にわたり、登録時に30〜49歳のスウェーデン人女性4万人あまりを対象に、コーヒー、紅茶の消費量とカフェイン摂取量を調査した。その結果、コーヒーを1日5杯飲むグループは、1〜2杯のグループに比べ、乳がんリスクが19%低いことが分かったのだ(※3,※4)。

 なぜ、リスクが低くなるのかについてのメカニズムは正確には分かっていないが、コーヒーの成分の中には、がんにつながる細胞の損傷から守る抗酸化物質が含まれているからではないかと研究チームでは考えている。

■普段、コーヒーを飲まない人は注意


 この5杯という数字、マグカップで言えば少し大きめになるので約3杯程度ということになる(※5)。上段でも説明したように、今は、自宅やコンビニで手軽においしいコーヒーが簡単に飲める時代だ。好きな人は、1日5杯飲んでいるだろうし、飲もうと思えばすぐ飲める環境がある。

 しかし、コーヒーはご存じの通り、カフェインを多く含むものであり、覚醒作用もある。健康な大人でもカフェインは1日400mgまでであれば副作用のリスクはないとされている。普段コーヒーを飲み慣れていない人が、突然5杯飲むようなことにだけはくれぐれも注意をしてほしい。

※1:日本のコーヒーの飲用状況 http://coffee.ajca.or.jp/wp-content/uploads/2011/08/data04_2015-06b.pdf ※2:コーヒー飲んだ量、過去最多に 業界調査、1人週11杯 http://www.asahi.com/articles/ASH684TKLH68UCLV00M.html ※3:Coffee may ward off breast cancer: Women who drink five cups a day ‘have a lower risk’ http://www.dailymail.co.uk/health/article-3176526/Coffee-ward-breast-cancer-Women-drink-five-cups-day-lower-risk.html ※4:Prospective study of breast cancer in relation to coffee, tea and caffeine in Sweden http://www.pubfacts.com/detail/25885188/Prospective-study-of-breast-cancer-in-relation-to-coffee-tea-and-caffeine-in-Sweden ※5:食品中のカフェイン https://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/caffeine.pdf
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引用元:
女性必見! 1日5杯のコーヒーが乳がんリスクを抑制(日刊アメーバニュース)