女性のがんの発症率がもっとも高いのは乳がんです。そして、結婚や妊娠などの女性のライフイベントは、この乳がんの発症は関わりが深いといわれています。いったいどのようなことに関係があるのでしょうか。
■妊娠、出産だけでなく授乳との関連も
以前より授乳と乳がんの発生の研究がされており、その報告によると、授乳経験があると乳がんの発症リスクと再発、死亡リスクも低くなるようです。
また授乳経験だけでなく授乳期間が長ければ長いほど、乳がんの発症リスクが低くなるとも言われています。
■なぜ授乳によって乳がんのリスクが低下するのか
乳がんが発生する原因のひとつにエストロゲンの影響というものがあります。一般的にはこのエストロゲンに晒されている時間が長いと乳がんリスクが高まると言われています。
このエストロゲンの分泌は、妊娠中は高まるものの出産以降は減少し、授乳中も分泌が減少すると言われています。
授乳するとエストロゲンが減少し、かつ授乳期間中も低いままであることから、授乳は乳がんリスクを低減させると言われているのです。
日本乳癌学会からは、授乳経験およびその期間が長いことで、乳がんを発症しなくなるわけではないが、乳がんリスクが下がることはほぼ確実と発表されています。
授乳経験は、同時に子供をさまざまな病気から守るとも言われています。生まれた子供はできる限り母乳で育ててあげたほうがよいということですね。
引用元:
授乳経験がある人は、乳がん発症のリスクが低減する?(マイナビニュース)