親になると、まず3kg〜4kgの赤ちゃんを毎日何回も持ち上げることになる。
赤ちゃんが大きくなるにつれて体重も増えるから、正しい持ち上げ方をしないと腰痛につながりかねない。
このたび米国整形外科学会(AAOS)が、お母さん、そして、お父さんがけがや腰痛を避けるためのコツ10カ条を、2015年8月17日に紹介している。参考になるかもしれない。
膝を曲げるようにする
1. 医者の許可が下りたら、出産後間もなくから腹部と背中の筋肉の柔軟性と強さを取り戻すための運動を始めよう。赤ちゃんが昼寝している間に毎日10分間、床の上でストレッチと強化運動をする。
注意として、帝王切開で出産した場合は、医者の許可が下りるまで運動はしないように。
2. 出産後6カ月以内に正常体重に戻そう。しかし、すぐに健康的な食事を始めること。
3. 腕を伸ばして赤ちゃんを持ち上げないこと。胸の方に引き寄せてから持ち上げる。身体をねじらないように。
4. 赤ちゃんを床から持ち上げるときは、ウエスト部分を曲げるのではなく膝を曲げて屈むようにする。お腹の筋肉を引き締めて、脚の力で持ち上げる。
赤ちゃんを腰に乗せて運ばない
5. 赤ちゃん用の食事台付きハイチェアーに座らせたり、そこから出したりするときは、食事台を外すこと。
6. さく付きのベビーベッドから赤ちゃんを持ち上げるときは、少し膝を曲げて赤ちゃんを引き寄せるようにすると、背中にかかる力を軽くできる。お母さんの身長に合った高さのベビーベッドを選ぶことも大切。
7. 赤ちゃんを連れて歩くときは、前に抱える「フロントパック」式のキャリアを検討する。
8. 赤ちゃんを腰骨にのせて運ばないこと。背中の筋肉が過負荷になる。しなければならない場合は、左右交互に。
車は4ドアが望ましい
9. 授乳による背中の痛みを避けるには、赤ちゃんの上に屈み込むのではなく、赤ちゃんを胸の方に引き寄せること。授乳中は、枕か特別にデザインされた授乳用クッションを使って、赤ちゃんを持ち上げるようにする。
10.赤ちゃんを車に乗せるときは、車の外からではなく、片足を車の中に入れて赤ちゃんを座席に置く。車を買う場合は、4ドア車の方がやりやすいことを覚えておこう。
引用元:
赤ちゃんを抱っこするお母さん、腰痛を防ぐための10カ条(Medエッジ)