まだまだ体が小さいからこそ、子どもの体調の変化はすぐにキャッチしてあげたいもの。とくに汗をたくさんかくこの時期は汗蒸れや下着のこすれなどによってデリケートゾーンのかゆみを訴える子どもたちがいます。


© leungchopan - Fotolia.com

そのときは慌てずに、まず患部を見てみます。赤く腫れているようなこともなければ、単に汚れているだけということが多いので、まずは流水で清潔にしてあげましょう。

せっけんでゴシゴシ洗うというよりは、たっぷりぬるめのお湯で洗います(お湯の温度が高すぎるとかゆみを増大させることがあります)。

その後、家の中にいる間はオムツや下着をはかずに過ごします。年齢によってはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、通気性の良さと、解放感で、不思議とかゆみを忘れてしまうというケースも。



病院は何科を受診すればいい?
それでもまだかゆい、あるいは赤く腫れている場合は、小児科を受診します。

通院先を悩んでしまうか人も多いかもしれませんが、小学生以下の小さなお子さんの場合、通い慣れた小児科で大丈夫。症状によっては、抗生物質やかゆみどめが処方されます。


単なるかゆみだけではない時
気を付けなければならないのは、「かゆい」から「痛い」と訴えに変わった時です。また、女の子は下着に色のついた付着物がある場合、内部が炎症している可能性も。男の子の場合は股間が腫れていたり、膿がたまっている場合はすぐに受診しましょう。

1人で身体を洗えるようになっても、子どもが陰部を清潔に保つのは難しいものです。スキンシップもかねて、大人が時々洗ってあげてください。普段から、「いつもきれいにしておこうね。かゆかったり痛かったり、ほかにもここに何かあった時には教えてね」と言ってあげると、小さなころから「デリケートで大切な部分」を意識するきっかけになりますよ。


引用元:
子どもがデリケートゾーンのかゆみを訴えたらどうする?(excite)