手のかかる子どもの世話をしていると、体力的にも気持ちの上でも夜の生活は疎かになりがち…。そう思われるかもしれないが、意外にそんなことはないようだ。

というのも、子育てに積極的なイクメンパパほどセックスの満足度も高いことが明らかになった。

夫婦で公平に育児を負担するのがカギ

米ジョージア州立大学のダニエル・カールソン氏らが、900組以上の夫婦を対象に調査したところ、子育てに関する負担をキッチリ2等分している夫婦は、性生活や夫婦関係に対する満足度が高いという結果に。

一方、母親が子育ての役割のほとんど、またはそのすべてを担っている場合、それらの満足度は最も低かったそう。

同氏は「子育ては父親にとってプラスになることはあっても、マイナスになることはほとんど、もしくは全くない」とし、「男性の子育て参加は男女共に重要」と位置付けている。

負担が増えすぎると逆効果

但し、だからといって父親への子育ての負担が増えすぎると、逆に夜の生活に支障が出ることもわかっている。この場合、女性の性生活の満足度は最高だったが、男性は最低という結果に。

尚同氏によれば、今回の調査は父親と母親が具体的に育児の何を担っているのかまでは踏み込んでおらず、今後より詳しい調査を続けたいという。

同調査結果は米国社会学会の年次総会の席で発表されたものである。


引用元:
育児を公平に負担している夫婦は性生活の満足度も高いとの調査結果(IRORIO)