虫歯だけじゃない!乳幼児に「口移しで食べ物をあげる」と感染する菌とは
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赤ちゃんへ口移しで食べ物をあげると、「“虫歯菌”がうつるから止めた方がいい」という話を聞いたことはあるでしょうか?
最近ではこの話が広まり、乳幼児に口移しで食べ物をあげる方は少なくなってきているようですが、なんと虫歯菌だけでなく、胃がんの発症と密接に関係している、アノ菌もうつしてしまう可能性があるとか……!
今回は、愛児の会デンタルクリニック院長・羽田宣裕先生の著書『こどもの歯をじょうぶにするQ&A 64』や『日本消化器病学会』のHPなどを参考に、保護者が乳幼児に口移しで食べ物をあげるリスクと、その対策をご紹介します。
■“虫歯菌がうつる”はホント
虫歯の原因となる“ミュータンス菌”は、唾液を通して感染するとのこと。したがって、保護者が口移しで食べ物をあげたり、同じスプーンや箸などを使って食べさせたり、口にキスをしたりすると、感染の機会が増えるといいます。
「気をつけよう!」と思っていても、つい上記の行動をとってしまうこともあるかもしれません。
しかし、歯が生えないうちであれば、ミュータンス菌は口の中に入っても定着しないとか。保護者が“健康な状態”なら、歯が生えてくるまでは過剰に気にし過ぎることもないようです。
■“ピロリ菌”も唾液からうつる!
ピロリ菌の感染経路については、“ヒトからヒトへの経口感染である”と推定されています(日本消化器病学会)。つまり、感染症の原因となる細菌などが混入した飲食物等を摂取して感染するということになります。
戦後の衛生環境が良くなかった時代では、“汚染された飲み水”が感染の原因と考えられていましたが、現在では“ピロリ菌感染者の唾液を介した感染”が主なのだそう。
ピロリ菌は一度感染すると、自然になくなることは滅多にないと言われています。口移しで食べ物をあげることは、避けたほうが無難でしょう。
■祖父母の世代と育児ギャップがある場合
祖父母の世代では、“食べ物の口移し”を育児の常識として捉えている方も少なからずいらっしゃいます。
ご自身の両親であれば、これまでの育て方から、食べ物の口移しが行われていたかどうかが分かったり、虫歯菌やピロリ菌等の感染リスクがあることを気軽に伝えたりすることができますよね。
悩ましいのは、夫の両親と育児ギャップがある場合ではないでしょうか。その対処策としては、まずは夫に、食べ物の口移しによって菌がうつる場合があることを知っているかどうか確認&説明。それから、夫から両親に確認してもらいましょう。こうすることで、角が立たずに済みますよね。
いかがでしたか? ピロリ菌は50才以上の7〜8割が感染していると言われ、それほど珍しいことではありませんし、自分自身が感染している可能性もあるかもしれません。
かわいい我が子に菌をうつさないためにも、赤ちゃん専用のお箸や皿、コップなどを用意し、保護者が使ったお箸で食べ物をあげないなど、対策をとるようにしてみてくださいね。
引用元:
乳幼児に口移しすることの危険 胃がんの原因であるピロリ菌もうつる(livedoor)