上野動物園(東京都台東区)が今秋にも、11年ぶりとなるジャイアントパンダの人工授精に挑む。

 同園では1988年に生まれたユウユウ(オス)以降、無事に成長したパンダは1頭もおらず、最近3年間は妊娠にも至っていない。同園は再び人工授精を試みることで、待望の赤ちゃんパンダ誕生を目指す。

 同園で飼育中のオスのリーリー(10歳)とメスのシンシン(10歳)は2011年に中国から来た。翌12年に、同園としては24年ぶりに誕生した赤ちゃんパンダは生後6日で急死。13年春は「偽妊娠」で、14年春と今春は交尾にも至らなかった。

 パンダの繁殖期は通常2〜5月で、その間にメスが約2週間発情するが、妊娠が可能なのは、うち数日とされる。ただ、パンダは例外的に秋に発情することがあり、「アドベンチャーワールド」(和歌山県)では、2000年以降に誕生して育った14頭のうち、5頭は秋に発情・妊娠したパンダから生まれている。

引用元:
上野動物園のパンダ、今秋にも人工授精(読売新聞)